土曜の夜に新宿で前野健太を観た話
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土曜日に新宿のルミネtheよしもとで開催された「能町みね子のオールマエノニッポン」に奥さんと行ってきました。

新宿南口のフラッグス前で芸人が呼び込みしてる姿はよく見かけていたのですが、ルミネtheよしもとの中に実際に入るのは初めて。飲食物持ち込み自由なのが嬉しい。缶ビールやハイボール、極細ポッキーなどを買い込みます。こういうのすごく好き。上野の鈴本演芸場みたいでワクワクする。

今日のイベントは能町みね子がディスクジョッキーを務める架空のラジオ番組という設定。途中で流れる曲が全て前野健太本人による生歌弾き語りだったり、CMの時間(?)に芸人のコントが始まったりと、アイディア的にはすごく面白そうだったんだけど、個人的にはあまりノレなかった。

それでも普段マエケンのライブであまり演奏されない曲をたくさん聴けて感無量。大好きな『興味があるの』。「君の髪をなでていると 僕は君のお父さんか君のこどもにでもなったみたい」ってマエケン歌詞の真骨頂だと思う。あと聴きたいのは『さみしいだけ』だな。アルバム表題曲なのに、今となっては全然演奏されない。この曲にも「あんまり悲しい映画はやめよう ジャッキーの動きはすばらしいな」という最高の歌詞がある。

あと終盤に能町みね子とのデュエットコーナーがあったのも新鮮でよかった。マエケンって声質的に女性とデュエットするのすごく映えると思うんですよね。能町みね子の歌声は途中で中島みゆきに聞こえて笑ってしまったけれど。2人で(ほぼ能町みね子メインで)歌われたのは『ファックミー』『ねえ、タクシー』『オレらは肉の歩く朝』の3曲。『ねえ、タクシー』は能町みね子が自宅で泣きながら歌うほど思い入れがあるという。たしかにこの曲女性ファンがすごく好きなイメージある。そういや『オレらは〜』もライブであまり聴かない気がする。『ロマンスカー』もそうだし、「前野健太、アルバム表題曲はライブであまりやらない説」が立証できそう。あと『ファックミー』で終盤の掛け合いが始まりかけたところで進行に遮られてしまったのは残念だった。マエケンも「あと3分くらい続くんだけど…」って呟いてたけど、チャゲのときはファックミーの掛け合いで死ぬほど笑ったからなあ。能町みね子ver.も聴きたかったぜ。

終わって会場出たら土曜の夜の新宿だったの最高だった。

マエケンの歌は新宿がよく似合う。というかマエケンの歌で描かれる「東京」って明確に東京の西側のイメージがある。俺は生まれて以来ほとんど東京の東側で過ごしてきたから、マエケンの歌う東京は馴染みのある東京とは少し違う感覚がある。強烈に生活の匂いがするのに、どこか浮世離れした雰囲気を感じるのはそのせいかもしれない。前に清澄白河の美術館でトーキョードリフターの上映イベントがあって、ティーチインの時にマエケン本人にその辺りのことを聞いてみようかと思ったのだけれど、結局聞かずじまいだった。

それにしても、新宿のタワレコ23時までやってるの最高かよ。BISのインストアをチラ見しつつCAR10のニューアルバム買ってアルタ裏の立ち飲み屋で抹茶ハイ2杯ずつ飲んで帰宅。CAR10良い。ジャケットの青よりも青い。今俺に10代の友人がいたら、こないだ観た映画の台詞みたいに「自分が10代の頃に聴いてたらもっとラクになれたはずの曲だから、今の君に聴いてほしい」と言いながらこのアルバムを渡したい。たとえ老害と言われようとも。

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# by schooldeathco | 2017-06-26 22:00 | Comments(0)
日本の夏、ステヤンの夏
ステヤン師匠が今年の夏も帰ってくる!ワクワクしながら公式サイトを開いたらblack grapeという文字が出てきてひっくり返った。再結成してたのかよ。本国イギリスならまだしも、2017年の日本で需要あるのかよ。しかも再結成にベズが参加してなさそうなのも不安を煽る。ベズのいないblack grapeなんて瀧のいない電気グルーヴ。つか普通にハピマンで来日すればいいのでは…って思ったけど、そういやハピマンも4年くらい前に来日が突然キャンセルになってるんだよな。

あと会場が謎。公式サイトの「会場マップはこちらでご確認いただけます」のリンク先がただの駐車場。ここに特設ステージを組み立てるってことなのか。さすがステヤン師匠。常人には考えつかない奇策で攻めてくる。たしかにこれなら集客が少なくても会場レイアウトで縮小対応可能。場所柄めざましライブ的なものと勘違いした客がうっかり迷い込んでしまう可能性もある。

このタイミングでチケット代が発表されてないのも怖い。やっぱりどう考えても地雷しか埋まっていない感がものすごい。『ランボー 最後の戦場』で地雷まみれの田んぼを走らされて、完走しても結局銃で撃たれるやつ。あれを思い出す。巻き込まれるのは嫌だけど、「このバンドは不遇の時代が長くてねえ」とか可愛い子に解説しながら遠巻きに見てる分にはすごく面白い。アランマッギーはステヤン師匠に弱みでも握られてるのだろうか。

あとフジロックのアヴァランチーズのステージがグリーンなのもきっと「フジでいちばん大きなステージだから!ここ穴開けたら大変なことになるから!」というプレッシャーをかけるスマッシュの策とみた。来ないアヴァランチーズ、オザケンをホワイトに走らせる。

最近買ったCDなど
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morningside / fazerdaze

ニュージーランドを中心に活動するSSW。このPVがもう、このスケボーしてる画が延々続くってだけで最高なのに、このスケボーしてるのが本人ってねえ。アルバムもゆるくてノイジーで切なくてめちゃくちゃ良いです。しみじみ良い。今年の夏、っていうか10年くらい先まで夏のサウンドトラックになりそうな一枚。

ほめごろシリーズ / CHAI

すでに各所で話題沸騰っぽいガールズバンドのミニアルバム。初めてこの曲を聴いたときは「ちょっえっどこまで展開するんだよ」って興奮が止まらなかった。今年出会った曲の中でいちばん好きかも。バンドに双子がいるとなんだかロマンを感じますね。

THE LIFE ROMANTIC / PLECTRUM

ぬおーここにきてまた2ndの頃のような90年代ギターサウンド。もはや懐かしいのか逆に新鮮なのかもよくわからない。プレクトラムが13年ぶりに帰ってきた!としか言えない音楽。『TEARS FOR BEERS』って冗談みたいな曲名だけど、サビで繰り返される「わかってよ」がローゼズの「憧れられたい」みたいに胸に迫る。ラストがバンドの名付け親でもあるTFCのノーマンにちなんだ『NO MAN BREAK』ってこのダジャレに始まりダジャレで終わるあたりのセンスもなんだか90年代っぽい!

slowdive / slowdive

今年のフジのラインナップ見て「スロウダイヴじゃなくてモハーヴィ3で出てくれればよかったのに」とか思っちゃって正直すまんかった。めちゃくちゃ良いじゃないですかこのアルバム。再結成後のアルバムって(空白期間が長いほど)「出してくれただけで感謝」みたいなところあるから、内容まで素晴らしいと本気でビックリしますね。

2016 atomized / THE RAVEONETTES

2016年に毎月1曲ずつ発表した新曲をまとめたニューアルバム。シューゲイザー界隈で彼らほど長い期間コンスタントに安定して高いクオリティの作品を届けてくれる働き者バンドを他に知らない。フィードバックノイズの隙間から「えっ」って半笑いになるほど甘いメロディを絶え間なくぶっこんでくるので大好きです。

夢みる惑星 / さよならポニーテール

ジャケットのイラストやビジュアルイメージが突然変わった!と思ったら、イラスト担当メンバーが脱退してた。そんなのもあるのか。

何度でも新しく生まれる / MONDO GROSSO

とにかく満島ひかり!これに尽きますね。CD聴かずにPVばっか見てしまう。奥さんも「ここ10年でいちばんぐっときたPV」って感動してた。フジに満島ひかり来たら死ぬ。

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# by schooldeathco | 2017-06-21 22:34 | Comments(0)
5月に観た映画
★★★★ 忘れられない
★★★ 面白い!
★★ ですよねー
★ これはひどい


ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス ★★★★
開始30秒で最高の要素しかない。それが最後まで続く。この多幸感よ。だいたいダンスで始まりダンスで終わる映画が最高じゃないはずないんですよ。SF苦手な人や最近のMCUに食傷気味な人にもオススメしたい。なぜならこれは劇中の台詞にもある通り「人生においてダンスをする人/しない人」についての映画だから。俺の中ではララランドとかと同じ枠に入りました。そしてこのままずっとアベンジャーズとは距離を置いてほしい。

光をくれた人 ★★★★
監督の前々作にあたる傑作『ブルーバレンタイン』が「カップルで見ちゃダメ絶対」とか言われるのが全然理解できない。あれを一緒に観て「別れよう…」ってなるなら最初からそれまでの関係だってことだし、むしろ反面教師的な意味でもこれから結婚を考えようとしてるなら必見だと思うんだよなー。牧師が言う「健やかなるときも病めるときも〜」ってまさにこれでしょっていう。そういう意味では今作もまったく同じ。「子供」がテーマの甘いメロドラマかと思わせて…からの「夫婦」の描き方が相変わらずエグくて最高&号泣でした。ジブリの『レッドタートル』も思い出した。

美しい星 ★★★
今月の「こんなときどんな顔すればいいかわからないの」案件。笑えばいいと思うよ。え、笑っていいの?劇場誰も笑ってないんだけど、大丈夫??の波状攻撃。中盤に明らかにラリってるというかすみません言葉アレですけど、欽ちゃんの仮装大賞で得点がドドドドドって一気に上がって合格!ていうか優勝!みたいな場面があって、あのまま行ったら確実に失禁してたと思うけど、最終的には収まるべきところに収まった感。ところで「リリーフランキーがサブカル女子にモテる」って「サブカル女子にモテたいおじさん」が作り出したファンタジーだと思ってる。

メッセージ ★★
監督は去年の『ボーダーライン』も最高だった「面白すぎる映画しか作らない」ことでおなじみドゥニ・ビルヌーブだし、テーマ的にも大好物だったにもかかわらず今ひとつノレなかったのはきっとサービス精神とエンターテイメントの塊みたいなGOG2と連続で観てしまったことだよなー。なぜハシゴした俺。だって最高の1日にしたかったから…!結果的には味濃いめの家系ラーメン食べて満腹なのにはなまるうどんをぶっこむ暴挙で消化しきれず…。「ばかうけ」のイメージが頭から消えた頃にもう一度見直したい。

ノーエスケープ 自由への国境 ★★
砂漠をひたすら逃げる、追う、撃つ、撃たれる、走る、すべる、見事に転ぶ、の88分。やたらと俯瞰や引きの画が多いのが、ファミコンのドラクエで砂漠を移動してるみたいで妙にコミカル。銃持って追いかけてくるおっさんも怖いけど、その10倍の速度で追いかけて人を噛み殺す犬ヤバい。超こええ。俺が子供の頃は東京都内にも野良犬がいて、追いかけられたことがトラウマだったので(最近になってようやく克服したけれど)、こういうこと書くと人間性疑われそうだけどラストの犬ザマァ感がすごい。

LOGAN/ローガン ★★ (これだけ6月に観ました)
たしかにアメコミ映画として画期的なのはわかるけど(まさか老人介護問題が描かれるなんて!)、北斗の拳でラオウ倒した後のケンシロウというか「こんなXMENは嫌だ」みたいなのを延々観せられても…っていう。帰りのエレベーターで「チャールズがボケ老人になってたのがショックだわー」「でもたまにシャキッとしてたよね」「そこねー、実際のボケ老人もたまにシャキッとするからさー。そこがまたリアルで」って会話が聞こえてきて笑った。

スプリット ★★
新作が公開されるたびに映画館に足を運んでるのに、いまだにシャマランなのかシャラマンなのか覚えられない。それはきっと俺の脳の問題だけじゃなく、シャマランの中にもきっとこの映画みたいに色んな人格がいるんじゃないかと思うんですよ。そして今作を撮ったのはシャマランでもシャラマンでもなく、SCU(シャマラン・シネマティック・ユニバース)構想をぶち上げたことも含めてまったく別のヤバい人格が出てきた感があった(命名・シャブラン)。でもシャマラン内人格の全員に共通してるのは「俺が本気で妄想すれば現実になる!」というドリームズのカムトゥルー感であり、それがなくならない限り俺は映画館に通い続けるんだと思う。SCUにはぜひ『ハプニング』の風や観葉植物にも参戦してもらいたい。

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# by schooldeathco | 2017-06-11 21:24 | Comments(0)
海へ行くつもりだった。フリッパーズを聴くつもりはなかった。
ゴールデンウィークに千葉県屋形海水浴場で開催されたGroovetube Fesに行ってきました。
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当初は電車でゆらゆら行くつもりだったのですが、友達の参加が決まりレンタカーで行くことに。錦糸町で朝マックをキめて待ち合わせ。
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途中のPAにあったホットスナックの自動販売機。なぜ頑なに「チャーハン」とは書かないのだろう。「いや、自分チャーハンじゃないんで。というかチャーハンとかよく知らないんで」「いやいやいや、どっからどう見てもチャーハンだから」「言いがかりはやめてもらえますか。警察呼びますよ」「いやいやいや」

その横で奥さんは千葉のスーパスター・ジャガーさんのご当地ステッカー(ださい)を購入。

渋滞に巻き込まれることもなく、11時前には今夜泊まるホテルに到着。会場は隣の公園なので、よし、これなら12時前のwisely brothersには余裕で間に合うはず。そう思ってたのですが……

歩いても
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歩いても

会場ない。音も聞こえない。人もいない。何これドッキリ??それとも夢??

結局ディストピア感あふれる海岸沿いを1時間半近く歩いてようやく到着。
・公園っていうから日比谷公園くらいの想像してたらその10倍くらいあった。
・さらにフェスの会場は公園の端から端まで歩いたもっと先にあった。
・周りに何もないから歩いても歩いても景色が変わらなかった。
まあ地図をちゃんと読めよっていう話ですが。
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というわけで、こないだ出たEPが最高だったwisely brothersは残念ながら間に合わず。観たのはこんな感じ。

NOT WONK → NORTHERN BRIGHT → カジヒデキ → 沖野俊太郎 → YODA

ようやくライブ観れたNOT WONK。フロム苫小牧。青くてエモくて振り向けば海。いきなり最高の要素しかない。「ぼくらの地元の海は毎年ヤンキーが死んだりしてるやつなんで、こんなに明るくポップな海でライブができるのが楽しい」ってMC笑った。さらにライブ後wisely brothersの女子メンバーと一緒に小高い丘の芝生でワイワイしてるの見かけて…声にならない叫びを海に向かって投げた。誰かカルピスウォーター持ってきて!

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セットチェンジでバンドの紹介MCを担当する「チーターさん」。頑張ってジャガーさんに寄せようとしていた努力は買いますが、急に普通のトーンで喋ったり最後までキャラが定まってなくて見てるこっちがハラハラした。

続いてノーザンブライト。チーターさんが「オアシスの来日公演のオープニングアクトを務めたこともあり…」と紹介。たしかに俺の中でもオアシスっぽい音楽のイメージだったんだけど、始まってみるとなんだか中期のサニーデイっぽい。あれ昔からこうだっけ、それとも俺がかつてノーザンブライトだと思ってたのは柏原(a.k.a.白線流し)兄弟が組んでたNO'whereだったのか。
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そしてこの日いちばんのお目当てカジパイセン登場。コンスタントにアルバム出してるし、今日はどんな感じなんだろうと思ったらさすがカジ君わかってる。渋谷系アンセムの「ラブーム」「マスコット」「シヴィラ」の連打にDMCでおなじみ「甘い恋人」をブッこむという、さわやかな海をバックに物理で殴るタイプの容赦ない選曲。そしてブリッジ再結成の話をした後に、なんとフリッパーズの「サマービューティ1990」ですよ。これはエグい。

続く沖野俊太郎バンド(ちなみにギターは今月超久しぶりにニューアルバムを出すプレクトラムのタカタパイセン)もフェスの名前にちなんでフリッパーズの「groovetube」をカバー。この流れ完全に人死にが出てもおかしくない。腹を撃った続けざまに頭も撃ち抜くという、「ジョンウィック」でキアヌが見せたアカンやつ。事前告知なしのフリッパーズカバーは法律で禁止してほしい。

ていうかよく見るとこのフェスのラインナップ、

カジヒデキ (ブリッジ)
沖野俊太郎 (VENUS PETER)
スギウラム (エレクトリックグラスバルーン)
新井仁 (NG THREE、ロンロンクルー他)
タカタタイスケ (プレクトラム)
YODA

って渋谷系…というより90年代の下北沢QUE&新宿リキッドルーム感がすごい。なのに会場はそれっぽい客で溢れかえるわけでもなく、「たまたま近くでやってたからちょっと覗きにきた」みたいな小さな子連れの地元民やサーファー風のお客さんが多かった。よかった、フリッパーズに殺されたボーダークソ野郎は俺以外にいなかったんだ…!

しかもこんな渋谷系ノットデッドな最高フェスが入場無料だなんて!…それはさすがに忍びないので、来年の開催を祈願しつつカンパしたらステッカーをもらいました。
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泳げないのに酔った勢いで海に向かってズンズン突き進む全身紺色の人。
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このまま最後までいるとHPゼロになりそうだったので、夜が来る前に会場を後にすることに。さすがにホテルまでのフューリーロードをもう一度歩く気にはならなかったので、会場近くのバス停までタクシーを電話で迎車。
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夕食のアテがなかったので運転手のおじさんに「ここら辺でオススメの居酒屋とかあります?」って聞いてみたところ、「魚民って店があるけど、連れてってあげようか?」というまさかの提案。九十九里まで来て魚民かー。でもここら辺全然空いてる店なさそうだし、まあ普通の魚民よりちょっとだけ魚美味いかもしれないし。でもなー。魚民なー。

と半ば諦めモードで連れて行ってもらったのが、あの赤い看板じゃない方の魚民でしたよ。何もないところに昔話みたいにポツンとあって連れて行ってもらわなきゃ絶対わからない。地元の魚屋が夜は酒と魚料理を出してるんですよって何それ最高のやつじゃないですか。運転手のおじさん疑ってすまんかった。

しかしメニュー表に価格表記が全くありませんね…。これが都内だったら完全に時価=高い=不安モードに突入ですが、周りを見ても地元のいい顔した呑んべえばかりだし、奥の座敷では高校生の男女グループがジュース飲みながら「お、久しぶり〜」とか同窓会っぽい雰囲気出してて甘酸っぺえし、むしろこの店でボッタくられるなら本望!と気になるメニューを全部頼んでみたら4人で6500円でした。ひとり頭じゃなくて4人合計で?えーと、たしかに酒は瓶ビール2本しか頼んでないし、焼きハマグリ頼んだら「せっかく遠くから来てくれたから…」って色々サービスしてくれたみたいだけど、それにしても安すぎでは…やっぱり今日のことはすべて夢だったのかもしれない。

ホテルで死んだように眠って、でも海から上がってくる太陽見たいよね〜って朝4時に起きたら曇ってて日の出なんて全然見えなくて、部屋のテレビでシューイチ見て二度寝して、たまごかけごはん屋でたまごかけごはん食べて、公園でキャッチボールして東京へ。帰りも渋滞には巻き込まれずに昼2時には錦糸町でレンタカー返却。「明日から仕事だし早めに帰ろうか」なんてなるわけもなく、打ち上げの名目で居酒屋ハシゴしてカラオケでフジロッ久を熱唱して夜21時に俺のGWはようやく終わりを告げました。
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恋もキスもセクシーも
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# by schooldeathco | 2017-05-13 00:14 | Comments(0)
4月に観た映画
★★★★ 忘れられない
★★★ 面白い!
★★ ですよねー
★ これはひどい


T2 トレインスポッティング ★★★★
映画は基本的にひとりか奥さんとふたりで行くのですが、エッジ遠藤さん誕生日パーティーの後に裏モンテで飲みながら「明日行くけど、一緒にどう?」って誘ったらその場にいた愉快な仲間たち5人全員で翌日観に行くことになったのが最高にエモかったしトレスポみがあった。「決勝で会おう」どころか敗者復活戦でも負け続けた末の20年ぶりの再会は観てるこっちまで「苦っ」てなるほど苦虫100%汁だったけど、鳴らせなかったレコードについに針を落として踊る場面で「勝った!優勝!」ってなったし、センチメンタルおじさんなのでそのあと有楽町のガード下の飲み屋でゲラゲラ笑いながら「あと20年後どうなってるかわかんないけどこの気持ちはきっと忘れない」ってなったよね。

PARKS パークス ★★★
20年前に吉祥寺で毎日過ごしてた時だって「ここが俺の街だ」なんて一瞬も思ったことなかったけど、ノスタルジーおじさんなので冒頭風が吹く井の頭公園を橋本愛が自転車で疾走する場面で色んな記憶がフラッシュバックして甘酸っぺえの吐きそう。その後も何者にもなれない橋本愛の心象風景やアディダスジャージを着た染谷将太の垢抜けなさに当時の自分を重ねてさめざめ泣いた。下手したら吉祥寺版のゆるーい『はじまりのうた』みたいな感じにもなりそうなところをサプライズ連発で回避してて、単なる音楽系の「ご当地映画」枠には収まらない志の高さにシビれた。

パージ 大統領令 ★
本編始まる前に「パージとは…」と日本語の説明が始まって嫌な予感しかしない。レッドクリフ以来だな…よっぽど観客をバカだと思ってるのか…ていうか、これシリーズ3作目なのかよ(上映後に知った)。いや、このワンチャン設定とガタガタな脚本でよく続いてるな!2015年の傑作「クーデター」みたいのだったらいいなって淡い期待抱いてたら、そういう意味でもリアル鬼ごっこだったでござる。そして流れるボウイのI’m Afraid of Americans…。ここまで来るといっそ清々しい。日劇じゃなくて銀座シネパトスだったらそれなりの心持ちで臨めたのに。
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# by schooldeathco | 2017-05-05 01:25 | Comments(2)