ポケモンはじめて3日の素人がポケモンを語るぜ
2010年 09月 21日
というわけで、今までの赤緑やら金銀やらは知らないのでシリーズとしての文脈は全く踏まえずに書くんだけど、やってて「ん?」と思ったのが、主人公の行く手を阻むどうやら敵っぽいプラズマ団という組織のことですよ。この人たちの主張が「愚かな人間からポケモンを解放しよう!」で、子供たちからポケモンボールを巻き上げたりするので「なんて悪い奴らだ!」って思うんだけど、確かにやり方は汚いけどだんだんこいつらの言うことも一理あるかも・・・なんて気がしてくるのですよ。だって野生のポケモンを捕まえて狭いポケモンボールに閉じ込めて必要なときだけ戦わせるって、たしかにこれ見方によれば立派な虐待DAYONE・・・。それに対する主人公側の「ぼくらとポケモンは戦いによって心を通わせてるんだ!」的な反論もなんとなくふわっとしてるっていうか。今っぽい欧米の団体が押し寄せてきて、それってただの人間のエゴじゃん?みたいなこと言われたら俺なら何も言い返せない・・・。
いずれにせよこの「ポケモンと人間」の微妙な問題(もしかしたらすでに前作までに語られたのかもしれないけど)にどうやってオトシマエをつけてくれるのか(つけないのか)すごい興味あるわー。ありがちなのがプラズマ団のボスがかつて主人公側の人間でポケモンに裏切られたある事件がきっかけでダークサイドに落ちたとか・・・ってそれはこないだのドラクエか。ていうか最終的にプラズマ団がポケモンを解放するふりして虐殺してたとかいうオチだったら死ぬな。あとポケモンってどんどん進化していくじゃないですか。あれも進化することで人間の存在を超えていつか人間に復讐する為なんじゃ・・・とか黒い心で遊ぶといっそう楽しめますよ。ポケモンだいすき!ポキモンポキモン!
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Everything and more / Dolly Mixture(2010)
ドリーミクスチャーのことを初めて知ったのは98年にトラットリアから出た4曲入りのEPで、もちろん当時はすでに解散していたんだけど、いかにもなジャケットと帯に書かれたカジヒデキ、小山田圭吾、仲真史という文字に幻の音源的な響き(どうやら本当にブートだったみたいだけど)、それから当時好きだったBIRDIEのメンバーが在籍してたというのが決め手となって購入。でもその時は正直あんまピンとこなくて、でもなんだか気になって他の音源を探してみたんだけど、これが全然売ってないかったんだよ。たまに7インチを中古で見つけても5千円超えるとか。もうアホかと。それならリアルタイムのバンドのアルバムを3枚買ったほうがいいわーみたいなことしてるうちに10年が過ぎすっかり名前を思い出すこともなくなってしまっていたので、こないだ新宿ユニオンでこのボックスセットを見つけたときは高校時代の友達に突然あだ名で呼ばれたような気がしてクラクラした。今年はガールズポップをたくさん聴いているけれど、なんだかんだでこれが決定打のような気がする。なんで演奏ヘロヘロで音が悪いのにこんなに吐き気がするほどキラキラしてるの。