タイコがどんどこ鳴る音と子供がワーキャーはしゃぐ声に起こされ、寝起きの完全に油断し切った格好のまま外に出てみたら、近所で町内会の夏祭りをやっていました。どれどれ焼鳥でも肴に冷えたビールを飲もうかと、出店が並ぶ通りをぶらぶら歩いてみたのですが、どうやら完全に子供向けのお祭りらしくビールを置いてる店は無く、仕方なくラムネを飲みながらぼんやり辺りを見渡してみると、おーいるいる、小中学生の男子グループと女子グループが、互いに意識しながら牽制しながら微妙な距離を取りつつ通りのあちこちに散在してるじゃないですか。おまえらそうやって誰がカッコイイとか可愛いとかうんことか、そんなことばっか考えて世界が回ってた時のことを忘れんじゃねーぞ。大人になれば嫌でもそれ以外の色んな価値や判断基準が入ってきて、スポイルされてゆくんだ。いいか、決してうんこのことを忘れるな!これからも俺はうんこの生き証人としてうんこの素晴らしさや尊さを子供達に語り継いでゆく所存である。