パンクロック午前3時
2005年 11月 05日
こんな夜中の3時には爆音で鳴らしたい。爆音の中で眠りに落ちたい。だけど近所のおっさんが「うっせー!」ってバット持って怒鳴り込んできたらどうしよう。こわい。超こわい。他人のフリしようかな。俺じゃありませんとか言おうかな。いや、すぐばれるか。それなら最初っから謝っちゃったほうがいいって。土下座だな、土下座。許してくれるまで何度でも土下座だ。え、事務所?事務所ってどこですか?ええ!これからですか?俺そんなに悪いことしましたっけ?あーしましたしました!ほんと反省してますごめんなさい。いや、なめてないっス。なめてないっスよ。超リスペクトしてますよ!...あ、調子乗りました。すみません。あっはい、わかりました事務所行きますんでちょちょっと待ってください、せめてパジャマを着替えさせてくださいお願いします...。俺全然パンクじゃない。
First Comes First / The Paddingtons (2005)
なんとも不敵な面構えでこちらにガンを飛ばしているpoptones組の特攻5人衆。4枚のシングルを経てようやく1stアルバムをリリースしましたよ。1ミリの迷いも無い直球を胸元にズバンズバーンと投げ込んでくるエースの風格からリバティーンズの後継者として名を挙げられることも多い彼らですが、リバのようなへろへろ感は皆無。とにかく血走った眼でハイウェイを明日に向かって爆走(もちろん無免許で)。リフ主体でゴリゴリ押すサウンドにはパンクというよりハードロックの影響も?なんとなくDatsunsの名が浮かびました。ちなみにプロデューサーはオアシスの1stを手掛けたオーウェン・モリス。ほんとこの人は唯我独尊オラオラサウンドを手掛けるのが上手いよなー。