愛しい人よ
2006年 03月 24日
つまり恋愛だってそうだ。はじめのうちはそりゃ毎日が新鮮でドキドキするしワクワクもするけれけども、じっと見つめているうちにそれがまるで意味を成さない幻想だと気付くはず。暗闇の中でだんだん目が慣れてくるように、やがてその眩しさにも慣れてきて、今まで見えなかったものが見えてくる。今まで愛だと思って信じていたものがほんとうの姿をあらわすのだ。それを見て、きっと君はひどく落胆してしてしまうだろう。だけど目をそらしてはいけない。そこに向き合わなければ、ほんとうの愛の形を知ることなんてできないのだ。
しかし世の中には、どんなにじーっと見つめていても、何分も何時間も何日も何年も見つめていたって、変わらないものがひとつだけある。阿藤快。そう、それは、阿藤快だ。阿藤快だけは、何分も何時間も何日も何年も見つめていたって、1ミリたりとも変わらない。名前が海から快に変わったって、3年前とビタイチ変わらぬ豪快な顔で「なんだかなー」とか言いながらあっつあつの餅を食べている。愛しい人よ。君が何かに迷ったときは、阿藤快を見ればいい。いつだって答えはそこにあるのだから。
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You See Colours / The Delays (2006)
去年のシングル「Lost In A Melody」の時点である程度は予想してましたが、うわっ、ほんとうにその路線できちゃったよ!って感じでディスコビートが炸裂する2nd。ラーズみたいにキラキラした繊細な音を鳴らしていた1stからすると、なんだかリミックスアルバムみたい?そもそも声質がこういう音に合ってないんじゃない?という気は若干するものの、それらを軽く吹っ飛ばすほどメロディの輝きが尋常じゃなくて死にます。セピア色を基調とした前作から一転、タイトルやジャケ通りカラフルな音の世界。