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スクールデスコ

外はサクッ、中は腐ってる日記

しつこくカエラさん

Scratch / 木村カエラ (2007)

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というわけで、シングルを買った1週間後にアルバムを買ったら、シングルのカップリング曲まで全部入ってるという思いがけないビッグサプライズに軽く死にかけましたが、聴いたらめでたく生き返りました。木村カエラのニューアルバムを聴くだけでザオリクの効果が!こないだあるある大辞典も言ってたのでもうすぐレコ屋で品切れするかもしれません。しません。

そういえば昨日のタモリ倶楽部の空耳アワードに、ゲストでカエラさんが出ていたのですが、周りがタモリ、安斎さん、近田春夫、マーティ・フリードマンという加齢臭漂うメンツの中で、「希望」と呼びたくなるほどのカエラさんのキュートさが銀河系レベルで光っていました。もちろんサディスティック・ミカ・バンドにおいても同じことが言えるわけですが。かくいう俺も自他共に認める立派なおっさんオブおっさんなので、カエラさんのことは最初見たときから全身全霊で全肯定、たとえばカエラさんがビール飲む人嫌いと言えば、完全にホッピー派に転向することも辞さない構えだったりするわけですが、このアルバムに関してはカエラさんの為にあえて苦言を呈したい。

なんかね、ちょっとポップでキュートすぎやしないですかと。いや、ポップなのもキュートなのも、もちろんクラブ帰りに食べる吉牛の特朝定食くらい大好きなのですが、やっぱり彼女の場合は声質的にもキャラ的にも、可愛い曲よりもかっこいい曲の方が似合うんじゃないだろうか。実際アルバムの中ではハードな「TreeClimbers」が圧倒的に良いんだよなあ。カエラさんもきっとそういう曲の方が好きなはず(ファン特有の妄想)。あと、J-POP特有のドンシャリ音もおっさんには耳が痛いので、次のアルバムはスティーブ・アルビニのプロデュースでお願いします。
by schooldeathco | 2007-02-11 03:21 | 音楽

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