フジ感想
2007年 07月 30日
■初日
サンボマスター⇒(Hellogoodbye)⇒(Blonde Redhead)⇒Mumm-ra⇒(Kings Of Leon)⇒Ocean Colour Scene⇒(Muse)⇒Fountains Of Wayne⇒(Cure)⇒(Ratatat)⇒(Hifana)⇒(Tim Deluxe)⇒(Nikujaga)
あまり期待しないで観たオーシャンカラーシーンがぐっときた。会場後方で外人とダンス甲子園。いつも通りきっちり職人ポップを鳴らしたファウンテンズ。そして23年ぶりの来日となったキュアー。ロバスミの顔がスクリーンに映し出された瞬間、客席から失笑のようなどよめきが…。にしても「Friday I'm in Love」ってまさにこの日の為にあるような曲ですね。Nikujagaはルーキーの前を通ったときに流れてきた格好良い音につられて観たのですが、最後にドラムスティックを投げたら誰も取ろうとしなくて地面に落ちてカランカランってなったのが笑った。この日のベストアクトは、何故かふてくされ顔で登場して逆ギレMCで朝一の会場を沸かせたサンボマスター。
■2日目
(Motion City Soundtrack)⇒!!!⇒(寿)⇒(Kula Shaker)⇒Lily Allen⇒(Beastie Boys)⇒(Boom Boom Satellites)⇒(Justice)
うわっ、この日全然まともにライブ観てないや。午前中はドラゴンドラの頂上でひたすら鉄塔の写真を撮っていました。リリーアレンは日本語で「コンニチワ」って言うたびに恥ずかしそうに笑っていたのが可愛かった。でも付き合うと何かと大変そうですね。!!!の人の変態ダンスを今年中にマスターしたい。死ぬつもりだった深夜のレッドマーキーは満員で全然入れず、かろうじてジャスティスを途中まで観ました。湯気がモワモワ出るほどのすごい盛り上がり。ベストアクトは、うーん、やっぱリリーちゃんかなあ。
■最終日
面影ラッキーホール⇒The Pigeon Detectives⇒(MIKA)⇒Battles⇒Clap Your Hands Say Yeah⇒The Chemical Brothers⇒(Lostprophets)⇒Chromeo⇒(Surkin)⇒PRF
この日はなんといっても面影ラッキーホール!客の少なさをいじり倒した自虐的なリハも含めて最高でした。きっと彼らのライブはグリーンステージでもめちゃくちゃ盛り上がるはずなのに、あえて日曜日朝一のオレンジコート(入口から普通に歩いても30分以上かかる一番遠いステージ)にブッキングした主催者側のいい意味での悪意を感じる。リスペクト。MIKAは途中で寝て起きたらステージ上がものすごいファンタジーなことになっててまだ夢の中なのかと思った。クラップユアハンズセイヤーはよかったけどやっぱり去年観ておきたかったなあ。ケミカルはいつも通り超安心して踊れるもはや伝統芸の域。「StarGuitar」のあの瞬間は何度体験しても死ぬ。そして最後は昨年に続きPRFでレイヴ・オン。この日のベストアクトは、4人だけで「300」のような圧倒的な肉弾戦を見せつけたバトルス。そして3日間通してのベストアクトは面影ラッキーホールということでよろしくお願いします。