指先でメッセージを送れないし呪文も唱えられないし
2007年 11月 07日
ところでドラクエで呪文唱えるときって呪文の名前を言うんですかね。たとえば「ベギラマ!」みたいな感じで。だとするとレベルが上がったときに「○○の呪文を覚えた」っていうのもおかしな話だよなあ。それに「ベギラマ」と言うだけで炎がブワーって出たり「バルス」って言っただけでラピュタが滅びちゃうなんて危険すぎる。だからあれは「ベギラマ」という単語を覚えたという意味ではなく、ベギラマという呪文を使えるようになったと考えるのが自然かー。てことは、別に「ベギラマ!」と口に出して言う必要はないってことになるよな。何も言わなくたって指先を伸ばして「フンッ!」みたいにやればベギラマは出るんだよきっと。むしろ呪文の名前を言ってしまうことで敵が防御するの準備の時間を与えてしまうわけだから、やっぱりどう考えても「ベギラマ」と言う必要はない。単に気合を入れるためやかっこよさを演出するためなら「モンブラン!」とか「お兄ちゃーん!」とかでもいいわけだ。
…いや、やっぱりダメだ。ファミコンの2コンのマイクを思い出してほしい。あのマイクに向かってある単語を叫ぶと技が発動されたり進行に影響を与えるというゲームがあの当時は結構あったけど、実は技術的にはあれは何を叫んでも同じだった。それどころか、たとえ言葉を発しなくても息をフーフー吹きかければよかったのだ。だけど、バカ正直な僕らはその決められた言葉をマイクに向かって叫んだ。「助けてチヨンマゲ!助けてチヨンマゲ!」奇跡を信じて僕らは何度も何度もその呪文を2コンのマイクに向かって叫んだ。しかし画面の中のライフゲージは一向に回復する気配が無い…。ファミマガに載っていた「2コンのマイクに向かって『助けてチヨンマゲ!』と叫ぶとライフが回復する」という裏技がファミマガ恒例の「ウソテク」だと知ったのは、それから1ヵ月後のことだ。そうして僕は呪文を唱えることで少しだけ大人になった。
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Long Gone Since Last Summer / Irene(2007)
ホーン鳴りまくりハンドクラップ叩きまくりだった前作も最高でしたが今回もヤバい。まるでI'm From Barcelonaがソフトロックを演奏してるような「あの夏のサウンドトラック」。相変わらず60'S丸出しな男Voとロリな女Voの掛け合いが妙にエロい。こういう大学のテニスサークルみたいな北欧音楽は20代で卒業したはずなのに。CLUB8のニューアルバムといいこれといい、聴くとやっぱり勝手に反応してステップを踏んでしまう。フフフいくら強がったところで体は正直やないか…。