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スクールデスコ

外はサクッ、中は腐ってる日記

13日の金曜日に何かが起こる

ここを読んでる90%以上の人たちにはまったく興味のない話だと思いますが、来週末は『13日の金曜日』(2/13公開)と『ブラッディ・バレンタイン 3D』(2/14公開)という血みどろ系ホラー映画のリメイクが2日続けて公開される記念すべき週末なんですよ。

『13日の金曜日』の方はホラー映画に興味なくてもタイトルや殺人鬼ジェイソンの不気味な白仮面を知ってる人も多いと思います。じゃあ『ブラッディ・バレンタイン』の方はどうか。作品を観たことあるどころかその存在すら知らない人が多いんじゃないでしょうか。ちなみに原題は『My Bloody Valentine』(1979年作日本公開当時の邦題は『血のバレンタイン』)そう、このタイトルでピンと来た人も多いかと思いますが、これ昨年のフジにも出演した伝説のUKバンド・マイブラの名前の元ネタとなった映画なんですよね。

「なるほど。てことはさぞアートな作品なんだろう。ちょっと借りてみようかな・・・」と思ったあなた、TSUTAYAに走るのはちょっと待って、落ち着いて俺の話を聞いてください。オリジナル作の内容は「血がドバドバ出て人がやたら死ぬ」という以外、他に形容のしようがないほど単純明快なスラッシャー映画です。とくに社会派メッセージがあるわけでも、ホラー映画史において重要な作品というわけでもありません。だからこそ「なんでマイブラの中の人たちはこの映画を選んだんだろう?」っていうか「何故そんな作品を今さらリメイクする必要が?」っていう疑問がずっと頭の中をぐるぐるしていたのですが、新たにタイトルの後ろについた「3D」の文字ですべての合点がいった。斧やチェーンソーや血飛沫がこっちに向かって飛び出してくれば、それで楽しくないわけがないじゃない!ドーン!ウィィィィィン!ズバーッ!そしてもうひとつの疑問の答えですが、実はマイブラの中心人物であるケヴィン・シールズはホラー映画が大の苦手で画面を直視できずに下をずっと向いていた、それがシューゲイザーの由来だと言われています。

そんなわけで前置きが長くなった挙句に最終的には嘘をついてしまいましたが、今年最初の「終わらナイト」をバレンタイン前日にして13日の金曜日に開催します。3D的な要素としては「カウンターにいる遠藤さんがちょっとだけ飛び出して見える」程度ですが、他にも「俺のメッセージ入り手作りチョコを作ってお客さんに配る」などといった身の毛もよだつイベントや選曲(国生さゆりは5回はかかると思ってください)で、みなさんに1週間程度は忘れられないカジュアル感覚のトラウマを刻みたいと思ってますので、仕事帰りに!学校帰りに!キャンプ場帰りに!ぜひチェーンソー持参で気軽に遊びに来てください!(なんか色々書きましたが普通のクラブイベントです)

「バレンタインの準備が終わらナイト」
2009/2/13(金)20時~23時ごろ
入場料:800円(1ドリンク付)
Edge End(渋谷)
by schooldeathco | 2009-02-02 23:21 | 音楽

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