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FloorExtraありがとうございました!&6月に観た映画
すっかり書くタイミングを逃してしまいましたが、Floor Extraに遊びに来てくれたみなさん、ありがとうございました!そして俺のDJという名の茶番劇に付き合っていただいたみなさんにも感謝と謝罪の気持ちでいっぱいです。ほんとうにありがとうございました。しかし、あれだけやめへんでと言ってたにもかかわらず、「今まで感動をありがとう」「これからも遠慮せずに遊びに来てね」などと、妙に卒業ムードを出されていたのが気になりました・・・。それにしてもコウダイはほんとにいい人!ステージ上の印象とステージ外での振る舞いがあんなに変わらないミュージシャンも珍しいと思う。

あと、さっき知ったのですがワッキーのバンドLIGHTSがサマソニ出演を目指しているみたいです。俺は「ステージ上で感極まって何やらわけのわからないことを言い出すワッキーにヤジを飛ばしたい」という不純な動機で一票を投じるので、みなさんもそれぞれの理由(曲がイイ!というのももちろん・・・それは認めざるをえないんだよねえ)で清くない一票を投じてください!お願いします!

http://emeets.jp/pc/artist/4642.html

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ヒーローショー ★★★★
昔、虎の穴の映画批評コーナーで好き勝手にあれこれ言う井筒監督を「あ、これは本気の批評なんかじゃなくてオアシスのノエルやリアムが若手バンドをこきおろすような罵倒芸なんだ」と思っていた。ごめんなさい。井筒ちゃんソーリー。当時やたらと「これはリアルじゃない」と言ってた井筒監督の気持ちがこの作品を観たいまならすごくよく分かる。エンタメに徹した『アウトレイジ』とはある意味対極に位置する負の暴力の連鎖に息がつまる2時間超。なんだかストーリー上無駄と思えるグダグダな場面が多いのにそれがやたらとリアルだし、なんでもない日常に突然やってくる誰にでも起こりうる理不尽な暴力という、古谷実のマンガのような不穏な空気がずっと流れてて、中学生の時にゲーセンで隣町のヤンキーに絡まれたのを思い出して暗い気持ちになった。主演のジャルジャルのファンって結構女子中高生が多いような気がするけど、純粋に彼らを目当てに来た子たちはトラウマを植えつけられたんじゃなかろうか。ぜひ感想が聞いてみたいので誰かお笑い好きの女子高生を紹介してください。

アウトレイジ ★★★★
面白い!ってたけしの映画で素直に言えたの何年ぶりだろう。「ダンカンこの野郎」とか「ファッキンジャップぐらいわかるよ馬鹿野郎」とか、バカヤローコノヤロー芸人としてのたけしの魅力が存分に発揮された作品。たけしだけじゃなく、普段は「いい人」を演じる人たちがドスをきかせてバカヤローコノヤローと吠えまくるのが新鮮で面白かった。逆に普段はコワモテな役が多い石橋蓮司がコミカルな場面を一手に引き受けてるのもよかった。まさにアウト蓮司。歯医者の器具を使った拷問とかカッターで指を詰めるとか、えげつない暴力の場面は多いんだけど、気分が悪くなるグロ描写の一歩手前で止めているように感じたし、何より会話や表情がいちいち面白くて困った。

告白 ★★★★
これが大ヒットするなんて邦画シーンも捨てたもんじゃないね!・・・と何故か上目線で思ったりもするのだけど、その理由はなんとなく納得。内容は軽く鬱になるほどディープなんだけど見た目は非常にポップでとっつきやすい。豪華で出来の良いレディオヘッドやThexxのPVを観てる気分。屁理屈ばっかり言ってかっこつけたがりの中学生に壮絶な復讐を遂げる松たか子演じる女教師。そういう意味でリアル中二病な中学生たちはもちろん、この女教師も充分”おとなげない”。「バーカバーカ」と罵り合うほど子供ではなく、かといって大人になりきれない同士のバトルやコミュニケーションはどこか非現実的で浮遊感があって空虚だ。だからこそあの映像、あの音楽だったのだと思う。しかしこの作品がR15(15歳未満鑑賞不可)っていうのはものすごい皮肉な話だよなあ。

ザ・ウォーカー  ★★★
こういう映画ではなによりも世界の終わり的な設定をどう描くかというのが毎度楽しみだったりするのだけれど、この作品でよかったのは通貨がもはや通用しなくて物々交換が流通の基本となる世の中で、レストランで出てくるちっちゃいおしぼりとか、試供品っぽい小瓶に入ったシャンプーとか、そういう今の世界ではゴミ同然のものに価値があったりするところだったので、俺も今から世界大戦後の勝ち組を目指してタワレコで死ぬほどもらえる踊るロックステッカーは捨てずに溜め込んでおこうと思った。ちっちぇえ。そんな終末的な設定や長回し銃撃戦は素直にワクワクしたものの、(おそらく確信的なんだろうけど)どこか二番煎じ感は否めず。『トゥモローワールド』を観る前だったらもっと感動してたんだろうなあ。

鉄男 THE BULLET MAN ★★★
夢よふたたび!その1。近年この映画ほど「どこの映画館で観たか」というのが話題になる作品もない気がする。俺はテアトル新宿で観たのだけれど、今まで台詞がよく聞き取れなかったりとか音響ではガッカリすることが多かったこの映画館で、あまりにすごすぎてゲラゲラ笑っちゃうほどの衝撃を受けましたよ。

サバイバル・オブ・ザ・デッド ★★
夢よふたたび!その2。心のベストテン永遠の第一位『ゾンビ』の監督の新作がリアルタイムで観られるというこの喜びよ。しかしこれは・・・。とにかく登場人物の会話や行動が謎だらけ。まるで緊張感のないゾンビの出現パターンもコントの領域だし、もはや完全にロメロ監督はゾンビ映画を撮る気はないんだろうなあ。今回のテーマのひとつ、「ゾンビは人間以外の動物の肉も食べるのか?」とか、もうどうでもよすぎて笑ってしまった。でも一生ついていきますよ!
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by schooldeathco | 2010-06-28 23:04 | 映画 | Comments(2)
明日、Floor Extraを卒業します!
Shadows / Teenage Fanclub (2010)

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聴けば聴くほど味の出るいつものTFCサウンド。この聴けば聴くほどっていうのがポイントで、たとえばあまりに地味渋な音すぎて味の出る前に繰り返し聴くことをギブアップしてしまうということは多々あるのだけれど、TFCの場合は一聴すると地味なんだけどメロディの引っ掛かりと後を引く感じ、いい意味での「腹八分感」がすごい。だから最後の曲が終わるとついまた再生ボタンを押してしまう。

キラキラしたメロディに乗せてちょいノイジーなギターサウンドが鳴る、いわゆる世間的な「TFCっぽい」というイメージ(それこそ90年代の下北系ギターバンドがよく例えられたように)とは結構離れたところに来てしまったけれど、今の気分にはこれがちょうどいい。何度も聴きたくなる。そしてどんどん好きになる。こんなバンドやっぱり他にいないよなあと思う。

・・・というわけで、本当なら俺も味の出るまでFloorExtraのDJとして頑張って行きたかったのですが・・・。各所ですでに報じられているように明日のvol.2.5をもって・・・私は!フロォオオオエクストラアアの!DJを・・・卒業します!今まで本当にありがとうございました!!!明日は絶対に遊びに来てください!!!

■FloorExtraオーガナイザーSよりメッセージ
 「最初は本当にただの冗談のつもりだったのですが、なんだかだんだん話が大きくなって引っ込みがつかなくなってしまったっていうか、結果的にいらないDJもリストラできたし話題性も出せたので一石二鳥って感じです。明日は自分と出番がカブってるので最後の舞台は見届けることはできないですしお客さんも少ないと思いますが頑張ってください。お疲れ様でした。」

*****
Floor Extra vol.2.5
http://www.myspace.com/floorextra
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4239460

2010/06/19(Sat)
14:00-20:00

■開催場所
 中野heavysick ZERO
 http://www.heavysick.co.jp/zero/

〒164-0001東京都中野区中野5-41-8 カースク中野B1,B2F
TEL/03-5380-1413
JR中央線・総武線/地下鉄東西線:中野駅北口下車。中野通り直進・早稲田通り右折。 mos burger過ぎた先、合カギ屋さん『鍵の救急車』地下。

■料金
【ADV】 ..2,000(1D)
【DOOR】..2,500(1D)

※チケット取り置き希望の方は、
件名:チケット予約
本文:予約者名、取り置き枚数
を明記の上、以下のアドレスまでメールください。
floorextra@gmail.com

■Floor Extra DJs
Takahito (ex. PLANET NIGHT)
Takuma (ex. PLANET NIGHT)
wallflower (Re:Supercar Style)
waki (Lights, Exit Music)
Eiji (school death co.)
ShinK (E3!!!/終わらナイト)

■Special Guest DJ
TazawaKodai (ex.SUPERCAR, aM)
blog http://tazawakodai.blogspot.com/
aM http://www.26666.org/

■Guest DJs
あんこう(ウィードーザン/three out disco)
Keisuke(ex. PLANET NIGHT)

■TIME TABLE
Main Floor
14:00-14:40 ShinK (40min)
14:40-15:20 wallflower (40min)
15:20-16:00 waki (40min)
16:00-16:40 eiji (40min)
16:40-17:20 takahito (40min)
17:20-18:00 takuma (40min)
18:00-18:50 Special Guest DJ! TazawaKodai (50min)
18:50-19:30 ShinK (40min)
19:30-20:00 B2B!!!

Lounge Floor
14:00-14:50 eiji (50min)
14:50-15:40 takuma (50min)
15:40-16:30 Guest DJ Keisuke (50min)
16:30-17:20 wallflower (50min)
17:20-18:10 Guest DJ Ankoh (50min)
18:10-19:00 waki (50min)
19:00-19:50 takahito (50min)
19:50-20:00 B2B!!!


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コラッ~!エイちゃんは~FloorExtraを~やめへんで!やめへんで!やめへんで!ビックリしたか!Sに頼んでドッキリを仕掛けたんじゃ~!

ドントルックバックインアンガー ~エイちゃんやめへんでバージョン~

スリッピサイッジアイブヨーマーイン
ドチュノウユマイファーイン
ベラプレイストゥプレーイ
ユセーザッユネバビーン
バラオーザシーンザユシーン
アゴナフェイドアウェーイ

ソアイスターレボリューションフローマイベー
コズユセーザブレーウェントゥマイベー
ステッパワサィザサマータイムズブルー
スタンダッビサイザファイヤプレー
テイザルックオフヨーフェイ
コズユーエンゴーナバーンマイハアアアアウター

エーイちゃんやめへんでー
エイちゃんやめへんでー
エイちゃんやめへんでー
エーイちゃんやめへんでー
エイちゃんやめへんでーやめへんでー

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by schooldeathco | 2010-06-18 09:17 | 宣言 | Comments(4)
続・許せない!友人の横暴
どうやら前回の告発文を本気にしてる方がいらっしゃるそうです。信じられません!まだ冗談だと思ってる人が多いなんて!

昨日の夜もSの自宅に呼び出され、「あ、もしかしてリストラ宣告を撤回して詫びてくれるのかな?」なんて気楽に考えてノコノコ行ってしまった私が馬鹿でした。玄関のドアを開けて「おじゃましまーす」と靴を脱いで上がろうとした私にSが、「なあエイジ、ああいうのほんと困るんだよ!」いきなり恫喝されなんのことかわからずオロオロしていると「ほら、ブログに書いたじゃん?俺がエイジをリストラしたとか・・・何それ?」「えっ、だって・・・」「いつ俺がそんなこと言った?エイジは自分で辞めたいって言ったんだろ?」「言ってな・・・」「じゃあ何か?俺が聞き間違えたとでも?絶対音感を持つカリスマDJの、この俺が?」「・・・・・・」「まあいいや、とりあえず上がれよ」もう帰りたい・・・。

ここで誤解してほしくないのですが、Sはほんとうはこんな奴じゃないんです。シャイで人一倍性欲が強いけれど、ほんとは私より年下なのにとっても頼れるナイスガイなんです。では、何がSを変えてしまったのか。調べてみると、どうやら『素直になれなくて』というドラマの影響が大きいようなのです。たとえばメールで飲みに誘うと「今日はスナナレ会なんで(*^.^*)」という断りの返信がくるのに、その夜新宿のベルクでSが寂しくひとりで飲んでるのを見かけたり、エッジエンド帰りの井の頭線車内で突然「あー面接されてえなあ!めんせつうううううう!」と叫んで周りの乗客をギョッとさせたり、どうやらTVの世界と現実のギャップにかなり悩んでいる様子。そこへ来てさらに、木村カエラの妊娠&結婚のニュース。瑛太と名前だけじゃなくて顔まで似てる私を妬み恨んだとしても、おかしくはありません。

それからしばらく私はひとことも会話することはなく(先に来ていたワッキーとようこちゃんは直接俺と話すことを禁じられていました)、後からワイン片手に現れたコウダイがDJの練習をするようすを「やーコウダイちゃんいいよー。初めてなのにすごくいいよおー」「やっぱりレギュラーのくせに一向に上手くならないどっかの誰かとは違うねえ、オアシスとNo'whereぐらい違うねえ!(この例えは私にはよくわかりませんでした)」などと大げさにほめるSを見つめていました。どうかしていたんだろう、君も僕も。当日、少しでもこの想いがレコードに乗ってSに届けばいいのですが・・・。

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Subiza / Delorean (2010)

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Swim / Caribou (2010)

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Crystal Castles / Crystal Castles (2010)

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先行EPが最高すぎたスペインのバンドの3rdアルバム。フロアキラーなEPの曲は未収録。というか、EPの時点ではパッションピットやデルフィックのようなバンドかと思ってたけど、このアルバム聴くと意外とバレアリックでどっちかと言えばAirFranceやToughAllianceの方が近いみたい。同じくビックリするほどポップに突き抜けたCaribouやCrystalCastlesの新譜とあわせて聴きたい2010年夏のサウンドトラック。
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by schooldeathco | 2010-06-08 00:40 | 音楽 | Comments(3)
許せない!友人の横暴
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トピを開いてくださりありがとうございます。非常識な友人のことで相談させていただきました。

今月とあるバンドをフィーチャーしたDJイベントを開催します。といっても私はイベントの主催者というわけではありません。しかし過去2回開催された時にはDJとして呼ばれていたので、今回も当然参加させてもらえるものだと思っていたら・・・ある平日の夜、友人でありイベント主催者のSに渋谷の黄金の蔵に呼び出されて驚くべき言葉を告げられました!「今回エイジは参加しなくていいよ。今回っていうか無期限で」驚いて理由を問いただすと「ほら、ゲストでコウダイ呼んでるし・・・コウダイだけじゃなくあと2人も・・・やっぱ毎回新しい血を入れていかないと・・・でもイベントの開催時間には限りがあるし・・・その先は俺の口から言わせんなよ。大人なんだからエイジだってその辺はわかるだろ?な?」と俺の肩をポンポン叩きながら優しい口調で、そしてそっと一万円札と吉牛の玉子無料券をテーブルの上に置き、個室から出て行ってしまいました。でも私は見たんです!Sの手元のアイフォンのツイッターに「DJリストラなうwww」と表示されるのを!

その後も納得がいかず食い下がる私に対して鳩山首相の辞任を引き合いに出しながら、「なあ勇退って言葉知ってる?今、エイジの支持率ってどれくらいかなあ?」とニヤニヤしながら執拗に迫ってきたり、これエイジのために作ってきたから聴いてみてと渡されたCDにはスミスの『Hang The DJ』が20曲連続で入っていたり、渡された当日のタイムテーブルの「まんだらけ」というところに私の名前があったので、これどこ?heavysickにこんなステージあったっけ?と聞くと、「ブロードウェイ」「えっ」「ほら!すごいエイジの好きそうなファミコンとかフィギュアとかいっぱいあるんだよ!そっちの方が絶対楽しいって!」「・・・・・・」「・・・DJとかいいからさ、終わるまでそっち行ってろよ」と舌打ちされたうえにツバを吐きかけられてしまいました・・・。

過去のイベントを振り返るとたしかに私にも悪い点はありました。それは認めます。たとえばフィーチャーするはずのバンドの曲をほとんど流さなかったり、酔っ払って全然知らないお客さんに「おまえ、どこ中?」と絡んだり、困ったときの投げやり気味なYUIとかオアシスとか、挙句に音楽を止めてしまったり・・・だとしても、こんな仕打ちはあんまりではないでしょうか。そんなこと言ったらワッキーのほうがよっぽど酷いのに!どうやら最近では当日エッジエンドのカウンターで飲んでる人を強引に連れてきて、俺の代わりにブースに立たせようと画策してるみたいですが、そうはさせません。いくらイベントのオーガナイザーだからって好き勝手にはさせませんよ!(ちなみにSは「オーガナイザーとオーガズムの語源は一緒だ!」が口癖です)当日は南アでW杯の日本戦が開催されますが、負けられない戦いなら中野にだってあるんです!みなさん!強大な権力者に立ち向かうレジスタンスDJをぜひ応援に来てください!!!

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Stop The Music / The Pipettes (2010)d0010121_2351239.jpg
ボーカル女子の3人中2人が脱退し、新たなメンバーを迎えるもビジュアルが心機一転すぎて行く先が危ぶまれていたピペッツのニューシングルをユニオンで見つけて即ゲット。スウェードからバーナードが抜けたときのように、すごい悪い意味でドキドキしながら聴きました。しかしこれがよい!ピペッツの持ち味であるオールドスクールなポップスをベースに今っぽい打ち込みが入ったりしながらも当然メロディもよくてひと安心。あの1stの次のステップとしては理想的な音といえるんじゃないでしょうか。アルバムが楽しみ。しかしすごい意味深なタイトルだなあ。ふふふ俺もまたストップしちゃおうかしら・・・。
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by schooldeathco | 2010-06-04 00:12 | 音楽 | Comments(2)
5月に観た映画
ローラーガールズ・ダイアリー ★★★★
ドリュー・バリモア初監督作。クライマックスで流れるゴー!チームの音楽のように、ワクワクして甘酸っぱくてロックンロールな映画だった。こないだ発言小町で「40歳過ぎてわかったこと、何ですか?」というトピで「見た目は歳を取っていっても、心は意外と学生時代から変わらないということ」という書き込みがあって妙に納得してしまった。仕事上の立場や家庭や取り巻く環境によって態度が変わってしまうことがあっても、基本的な考え方や、「うんこ!」でゲラゲラ笑っちゃうような根っこの部分は変わらないし変えようもない。そんなことをドリューも伝えようとしているんじゃないだろうか。だからといって「昔はよかったね~」的な思い出話ではなく、しっかり現在進行形の物語になってたのがよかった。ドリューはもちろん、まだまだ若いものには負けられねえんだよって主役のエレン・ペイジと対峙する(90年代vs00年代の文系少女対決!)ジュリエット・ルイスもかっこよかった。ドリューもジュリエットも俺と同世代。だから余計にぐっときたのかな。それと、やっぱり音楽。「これいい曲だよね」って恋の始まりがLittleJoyとか、車内で流れるラモーンズでエアギターとか、別れの場面でレディオヘッドのあの曲とか、そうそう、たとえ実際にスピーカーから音楽が鳴ってなくても、日常の中でいつも頭の中に自然と流れてくるんだよ。エンドロールの長い長い音楽のクレジットを目で追いながらニヤニヤ笑いが止まらなかった。

冷たい雨に撃て、約束の銃弾を ★★★
『絆/エグザイル』がほんとうに素晴らしかったジョニー・トーの新作。フランス合作でフランス人主演なのに笑っちゃうぐらいいつもと同じ。汚くて安くて美味い近所の中華料理屋でワインを頼んだらワインボトルに入った紹興酒が出てきたような。邦題が異常にうっとうしいけれど原題を訳すと『復讐』。復讐もので登場人物が「はたして復讐することに意味があるのか?」って葛藤することはよくあるけれど、本当の意味で復讐する理由がなくなってしまった主人公たちが「でも、やるんだよ!」と友情のために自分の命を捨てる決意が、「えっなんで」と思いつつも泣けて泣けてしかたがなかった。あのスクリーンの中の男たちのようには一生なれない気がするけど、少しでも近づきたいと思う。

時をかける少女 ★★
たしかにこれだけ何度も映画化されている作品だから何か新しい要素を・・・というのはすごくよく分かるんだけど、主人公の仲里依紗(アニメ版に続き主演!)が全然時をかけずに過去に浸りまくった挙句に、あのラストの展開は・・・。続編や番外編ではなく、あくまで『時かけ』を名乗るからには作品のキモだけは変えてほしくなかったなあ。キャストの雰囲気は悪くなかっただけに残念(コタツでもぞもぞする仲里依紗がエロすぎる)。

処刑人Ⅱ ★
もー。こんなにも前作観てない人お断りだなんて思わなかったよ。

川の底からこんにちは ★
今にも倒産しそうな工場が歌作ってパッケージ変えただけで立ち直っちゃうのかよとか結局頑張れば何とかなるっていう精神論がやたら店員の声がでかい居酒屋みたいできもいとか笑いのツボが違いすぎて笑えなかったとか色々あるんだけど、なにより大好きな満島ひかりが感情を爆発させるエモーショナルな場面が恥ずかしくて見てられなかったのが残念。こういうスカしたコメディ映画ってほんとうに苦手・・・。
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by schooldeathco | 2010-06-02 00:26 | 映画 | Comments(0)