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アルバムレビューという名のUKロック自分語り(2)
TOKYO ROCKS、やっぱり伝説になったか・・・。ここ3日間ぐらいネット上でもずっと「ざわざわ・・・」が鳴り止まなかったからな。「追加アーティスト発表します」→「発表延期します。ネットでは色々な噂がありますがヘッドライナー2組にはギャラを前払い済みですのでご安心ください。必ず来日します!」→「やっぱり中止します!」という壮大なコントには笑わせてもらった。せめてブラーだけでもどっかで来て欲しいので頑張ってください。StayYoung!

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前回の続き。ボウイの復活アルバムが日本で発売された93年3月29日、イギリスでその後の巨大なムーブメントに繋がるアルバムが発売される。それがスウェードのデビュー作だ。当時俺はロキノン愛読者だったので、彼らの存在は知っていたし、70年頃のボウイを彷彿とさせるようなグラマラスなビジュアルも気になっていたのだけれど、なんとなく聴いてみようという気にはなれなかった。その頃の俺は新しいものを開拓するより、ある程度評価の定まった過去のアーティストを掘り起こす方に興味があったんだよな。相変わらず金も全然無かったので失敗しない為にリスクの低い方を選んでいたっていうのもあると思う。

その後もロキノンやクロスビートは彼らの動向を熱を帯びた記事で伝えていてずっと気になっていた。そしたら俺が当時もっとも信頼して毎日のように通ってた吉祥寺のユニオンの中古コーナーに置いてあったので、昼飯を削って買ってみたらアラいいですね。一発で好きになった。来日公演決まってチケット押さえたら2ndアルバム発売直前でギター&全曲書いてるバーナードバトラーが脱退。代わりに「絶対これ顔で選んだだろ」とツッコミが入る当時17歳の美少年新ギタリスト入れた時点で、俺含めてこりゃスウェード終わったな…と観念した人も多いはず。しかし続く96年の3rdであの頼りなさそうな美少年が良曲を書きまくって見事に復活。大ブームとなっていたブリットポップの流れに乗ってバンドとしても最大のヒット作となった。俺も単独公演だけでなく、ブリットポップバブルの真っ只中にお台場で開催されたbeat uk festivalにサマソニと、来日する度に彼らのgigを追っかけ回したものですよ。

一方スウェードを抜けたバーナードさんといえば美声の黒人アーティストとユニット組んでそこそこ売れてたのに結局これも喧嘩別れみたいになって終わったと思ったら5年後に仲直りして再結成したり、ブレッドとも仲直りして音はスウェードなのにスウェードじゃないと頑なに言い張るザ・ティアーズ結成(あんまり売れなくてアルバム一枚でレーベルから切られて解散)などのズッ友だょ活動があった。それからブレッドのソロ活動、バーナードのプロデュース活動などを経てついに2010年にスウェード再結成。先日発売されたのがこのニューアルバム。当時17歳だったオークス君も36歳ですって。やーねえそりゃ私も年取るわけだわ・・・。

Bloodsports (2013)
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スラングとはいえ彼らのタイトルにsportsという単語が入るこの違和感よ。音はカミングアップ期を彷彿とさせるポップなグラムロック。ギュンギュン鳴るギターのエロさが加藤鷹のテクを思わせる。いやー久々に聴いたなこういうの。いつのまにかどこにでもいる普通の兄ちゃんがやるロックばかり聴くようになってしまっていた。ここ数年UKロックは停滞してしまっているけれど、もしかしたらこういうロックの神に選ばれた人たちがやるバンドが今のイギリスには足りないのかもしれない。メンズウェアも再結成するならどさくさに紛れて今しかない。

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エッジエンドに飾られた中国公演のポスター。「山羊皮」って書いてある。昔エッジエンドのサイトで遠藤さんのレポ読めたのに今はないのかな。あと遠藤さんによればスウェードは2ndまでしか認めない!だそうです。
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by schooldeathco | 2013-03-31 21:59 | 音楽 | Comments(0)
アルバムレビューという名のUKロック自分語り(1)
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デビッド・ボウイ 10年ぶり30枚目
マイブラ 22年ぶり3枚目
スウェード 11年ぶり6枚目


というわけで今年になってから、心の中の「UKロック」と書いてある引き出しのずっと奥の方にしまっていた人たちが何の前触れもなく次々とニューアルバムを出してきたので混乱している。この3組って俺の音楽リスナー人生においてかなり重要なターニングポイントになった人たちなんだよな。せっかくなのでその辺りを振り返りつつ、テキトーにアルバムの感想を書いてみたいと思う。まずはデビッド・ボウイから。

はじめてボウイのアルバムを聴いたのは90年に出たチェンジズボウイというベスト盤。69年のデビューからレッツダンスで馬鹿売れした84年までの代表曲を年代順に網羅したやつで、その名の通り音楽性の激しい振れ幅っぷりに驚いたものですよ。で、ちゃんとしたオリジナルアルバムを聴きたいと思って行ったのが忘れもしない池袋のWAVE。当時はボウイの旧譜がRYCO社から順次リイシューされていて、過去をさかのぼるにはちょうどいいタイミングだった。数あるアルバムの中から最初に何を選ぼうかって2時間くらい迷って(学生で何枚も買えるほど余裕なかったからね)結局レジに持っていったのが『ロウ』。ロック教科書みたいなのだと『ジギー・スターダスト』がセオリーなんだろうけど、『ロウ』のジャケがいちばんかっこよかったんだよな。今思えばこの選択は完全に正解だった。A面とB面(当時買ったのはCDなので、前半と後半)の雰囲気がまったく違う頭のおかしいアルバムで、完全に俺はこの氷室&布袋じゃない方のボウイにはまってしまった。そして今でもボウイのオールタイムベストは『ロウ』以外に考えられない。
Low (1977)
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それからも過去のアルバムを主に銀座ソニービルの地下にあったハンターという中古屋(あのCMで有名な・・・って知ってる人少ないか)で漁っては特に70年代の頃のボウイのかっこよさにしびれていたわけですけども、90年代初期の「現在」のボウイといえば、ティンマシーンという産業ロックバンドや俳優業に精を出していて、はっきりいえばイケてない存在だった。そんな折に突然舞い込んだニューアルバム発売のニュース。え、あのボウイが戻ってくる?どのボウイだよ!でも嬉しい!それが93年。ちょうど20年前。デビッド・ボウイとしてのニューアルバム発売に初めてリアルタイムで立ち会った年。思えば当時のファンの盛り上がりも今回とすごく似た雰囲気だった。そういや俺、ニューアルバムの試聴会みたいなのに生まれてはじめて行ったんだよな。原宿の交差点のジョナサンの近くにあった会場で、音楽評論家(ロキノン関係の人かも)でボウイ好きのおっさん2人が「ボウイと私」(LowのジャケのマネをしたくてPコートの襟を立てて着た)みたいな共感しづらいエピソードを挟みながらアルバム収録曲を流して「いやーあの頃のボウイが帰ってきましたねえ」って言い合う内輪ノリが苦痛で途中で帰りたくなった。だからいつのボウイだよ!
Black Tie White Noise (1993)
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久々にCDを引っ張り出してみたら帯にも書いてあった。72年『ジギー・スターダスト』、77年『ヒーローズ』、そして93年は『ブラック・タイ~』・・・と並ぶ程にはならなかったねえ。ナイル・ロジャースにミック・ロンソンにマイク・ガーソンと、かつて黄金期を作ったパートナーを集めてみたものの、フタを開けてみれば「覚醒と孤高」どころか結婚したばかりのボウイの当時の心境がモロに反映された、ゆるふわおのろけアルバムだったという。俺は嫌いじゃない、むしろ好きけれど。

The Next Day (2013)
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そして、あれから20年。最後のアルバム『リアリティ』から10年。奇跡のニューアルバム発売。いや、まじでこのまま引退するかと思ってた。しかもネットとかじゃなくて平日朝のニュース番組ZIPで知ったというのがまた現実じゃないみたいだった。「あの頃のボウイ」なんかじゃなくても、こうして新しい音楽を届けてくれたことがただ嬉しい。内容も普通に良い。先行シングルの「WhereAreWeNow?」を聴いたときは、静かで穏やかなアルバムになるのかと想像してたら全然違ってた。ロック寄りでバラエティに富んでいる。ロマンティックな曲調の「Valentine'sDay」や「Dancing Out In Space」が俺は好きですね。しかもこれを66歳のおじいちゃんが作ったと思うとさらに味わい深い。ていうか66歳て。うちの親父より年上かよ。つか本当に生きているのか不安になってきた。ジャケはこんなだし、音楽雑誌やメディアにボウイ本人のインタビューがまったく出てこないのが気になるんだよなー。
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by schooldeathco | 2013-03-31 13:06 | 音楽 | Comments(0)
夜の名古屋 映画館めぐり
次は名古屋をブラブラ。もう夜だったのでどうかなーと思ったのですが、これが大正解!とりわけ最後に行った中村映劇の妖しさにはクラクラしました。いやー名古屋も濃い映画館多いねえ。

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今池地下劇場。

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いわゆるそういう映画館です。

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あれ?2階もあんの?と思いきや…

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あらら。


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続いて名古屋シネマテーク。言われなきゃ映画館ってわかんないよなー。

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雑居ビルの階段をのぼる。

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大学の映研の部室みたい。

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ココカラナランデオマチクダサイ

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ここかー。


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まだまだ歩くよ。

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演劇場っぽい。

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アラいいですね。

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間違ってもニコラスケイジの映画はやりそうもない。


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こんなところに映画館なんて…

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あったよ。横にまわってみると、

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ナイスイエロー。

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この週末感よ!

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ライブハウスにも見えますね。


そして最後に訪れたのがここですよ。もうね、びっくりした。名古屋駅から徒歩15分でこんな素晴らしい映画館があるなんて。

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この光景が住宅街の中に突然ドーンですからね。ああ、この近所に住んでみたい。
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by schooldeathco | 2013-03-11 23:16 | 映画 | Comments(0)
山梨~岡山 映画館めぐり
休日の朝に突然「温泉行こう」と思い立ち、日帰りで奥さんと石和温泉に行ってきました。もちろん俺の裏テーマは「テアトル石和に行ってみたい」です。

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これはJRの駅ですが、実際は新宿から高速バスで行きました。片道1,800円で所要時間約2時間。バスにはトイレも付いててかなり快適でしたね。

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え、こんなとこに映画館なんてあるの?と不安になりながらブドウ畑を進みます。

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あ、あったー!!

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すげえ・・・。

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これAKBの辞めちゃった子の作品ですね。シネ婚祭!行きたかったなー。

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写真を30枚ほど撮りまくってお別れ。このあとワイン工場見学行って温泉つかって帰りました。


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そして次は岡山へ。仕事の合間に時間が空いたのでコーラ片手に周囲をブラつく。

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岡山城の近くにあるシネマクレール。

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ミニシアター系の作品が中心みたい。この日は韓国映画が上映されていて女性客が多く出入りしていました。
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でも次回上映はデッド寿司。

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そしてすぐ隣には禁酒会館。

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ちょっと歩いて岡山駅から続くショッピングモールの端っこの方がなかなかILLな雰囲気。

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これはしぶい。いわゆるピンクの方の映画館ですね。

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本日定休日・・・。定休日あるのか・・・。

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向かいのバーもいい感じ。
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by schooldeathco | 2013-03-10 12:29 | 映画 | Comments(0)