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今週末行ける!廃墟映画館
相変わらず「全国昔ながらの映画館巡り」を地味に続けているわけですけども。今回はじめて閉鎖された映画館に行ってきました。といっても結構前だけど。書くのすっかり忘れてた。

場所は高崎駅から歩いて20分くらいの外れにある寂れまくったアーケード商店街のはしっこらへん。岡山日活と同じパターンですね。日常の風景の中に映画館があるとゾクゾクする。ほんとはプラプラ歩いてたら、いきなり目の前にドーン!みたいなのが理想なんですが、このネット社会そんな偶然は曲がり角でランチパックくわえた剛力彩芽とぶつかるくらいのKISEKIといえましょう。

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これだよ!これ!
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おそらく閉館時から貼りっぱなしのポスターは『ボーンアイデンティティ』に『ハリポタ』に『イナフ』。えーと、これらの日本公開は2003年なので、つまり10年間このままってことか。一応ここ商店街のメインストリートなんですが・・・。「10年」って単語見ると、高速メリーゴーランドから振り落とされて死んだ大江千里の割れたメガネを思い出して笑ってしまう。
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日本でいちばんおしゃれな服屋。

実はこのすぐ近くにもう1軒「電気館」なる閉鎖された映画館があるようなのですが、そもそも高崎駅に寄ったのも仕事の途中で「新幹線の時間まであと45分か・・・なんとか小走りで行けば間に合う!」みたいな感じだったので、時間がなくてそっちには行けませんでした。もったいない。

とはいえ、新幹線で東京から50分くらいだし伊香保温泉も近かったりするみたいなんで、温泉好きの奥さんをだまくらかして誘って近々リベンジしたいと思う。みなさんも興味あったらぜひ。この映画館を抜きにしてもこの商店街、リアル昭和好きな人にとってはたまらんですよ。

そして日曜日。もしもヒマすぎて家で24時間テレビ見るくらいしかやることがなかったら、ぜひ渋谷エッジエンドへ。1年に1度、武道館以外であんなに熱くサライが歌われる場を俺は知らない。
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by schooldeathco | 2013-08-23 22:07 | 映画 | Comments(0)
Because I am a Girl
Girl Talk / Kate Nash (2013)
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Myspaceで人気に火がついたというだけで「第2のリリーアレン」と呼ばれていたデビューから早7年前。当のリリーは結婚&出産で音楽活動休止中、一方ケイトはクリブスの人との破局を経て3年ぶりの3rdアルバムを発表。これがすこぶる良い!たしかデビュー当時は文学少女っぽいイメージだったはずなんだけど、前作からだんだんアバズレ感が増していって、ついにアキちゃんが東京行ってしまった後のユイちゃんみたいになってしまった。前作出たときの自分の文章にならって言うなら「ワンピース着て金曜の夜に飛び出した少女が、クラブを途中で抜けて24時間営業のマックでひとり始発を待っている」っていうか。やさぐれてるけど、切ない。俺は男だけど、すごくわかる。「OMYGOD!」のPVなんて涙なしでは見られない。

ところでアバズレ(以下「ABZ」)といえば、ABZの食べ物がナポリタンだとすると、ABZの聴く音楽ってどんなんだろう。おそらく「あまちゃん」の中ではABZ=「ヤンキーまたは不良少女」ぐらいの意味で使ってたような気がするけど、本来の?ビッチ的な定義で解釈するなら、露出度高い派手なギャル、たとえば湘南乃風やエグザイルでタオル回してそうな女性が好む音楽、ということになるかもしれませんが、いやちょっと待ってください。あの人たちは意外と一途なんじゃないかと思うんです。パスタが美味しいってだけで一生の愛を誓うくらいですから。性的に真におそろしいのは、たとえば夏フェスでアイドルのステージを遠巻きに冷ややかな目で「ふーん・・・」とかいって逆アイドル地蔵決め込むサブカル気取りの方なんです間違いない。異論は認める。
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by schooldeathco | 2013-08-15 17:17 | 音楽 | Comments(0)
ロックインジャパン(ロッキンとは呼ばない)行ってきた。
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WHITE ASH(※) → さめざめ → LOW IQ 01(※) → さよなら、また今度ね → 赤い公園 → 平井堅 → パスピエ → でんぱ組.inc(※) → アジカン(※) → capsule → 真心ブラザーズ
※は3曲ぐらい


今年も土曜日だけ行ってきました。去年、会場から歩いて10分ぐらいのところにあるジョイフルホンダ(映画館があるとこの近く)の冷房効いたフードコートでキンキンに冷えたビールをお供に涼む、という裏技を覚えてしまったので、今年も2、3回は行くんじゃないかと思ってましたが、思いのほか観たいアクトが多かったのと、天気も比較的過ごしやすくて(夕方雨もパラついた)結局1回しか行きませんでした。

観た中でいちばんぐっときたのは平井堅。フェスに行くと必ずひとつはある「こういう機会じゃないと生で観る機会ないから観とこうかな」枠だったけど、完全に持ってかれました。歌、ていうか声の力であそこまでもっていけるのは、やっぱすげえな、やっぱ「歌バカ」を名乗るだけのことはあるな、と。

ウィングテントで観たさめざめやパスピエ、さよなら、また今度ねもよかったな。さめざめはうっかり開始の15分前くらいに行ったら、最前列をゲットしてしまい、おまけに衣装が真っ赤なミニのワンピースだったので、いろんな意味でかぶりつきながら観た。俺すごい顔してたと思う。テレビカメラ2台入ってたけど、あれ抜かれてたら死ぬ。あとMCで「巷ではさめざめのファンはメンヘラクソビッチが多いと言われてるようですが…」とか言ってて面白かった。声に出したい日本語。

「去年はみなさんと同じお客さんとして、メンバー全員で観に行った」パスピエや、昨年オーディションから勝ち上がったさよなら、また今度ねみたいに、このフェスが、若いバンドマンたちにとっての憧れ(目標)の場として機能していることを、お客さんの反応からも実感する。しかもそれが今年からはロックバンドだけじゃなくてアイドルにも広がったわけだからね(でんぱ組すごい盛り上がってた!)。

その一方で、毎年基本的に同じ人たち(雑誌の方にも載る人)しか出ないとか、どんなにグルービーな曲でも一切ヨコノリはせず手を突き上げるだけとか、DJブースでも洋楽がかかると棒立ちで反応しないとか、いわゆる「内輪ノリ」が毎年だんだん濃くなっていくような空気も感じる。あと「雑誌が売れなくなってきたからフェスで稼げるだけ稼いどこう」的な匂いも。そこに乗っかれるか乗っかれないかで、このフェスの印象って180度変わるんじゃないかと思う。

フラストレーション溜まりまくった踊りたい欲をcapsuleで充足させて、ラストはバンプの裏でテントに追いやられた(会場で背中に「B.O.C」って書かれたTシャツ着たお客さんを何人か見かけて「すわ、ボーズオブカナダのファンがこんなに!」って感動したら、バンプだったという…)トリの真心へ。フェスならではのベストヒット選曲ながらも、サマーヌードはやらなくて、「やっぱり彼らなりに思うところがあるのかな」とか色々考えてたんだけど、あとで聞いたらcapsuleの余韻に浸りすぎて聴き逃した1曲目にやったそうですね…。

真心が終わってテントの外で涼んでたら、クロークから荷物を出した女の子たちが着てるTシャツを脱ぎなから新しいTシャツを器用に着替えててビックリした。ちがっ、見たわけじゃなくて勝手に目に入ってきたんだからね!小学校の水泳の授業でちんこを見せないようにパンツを脱ぎながら海パンを履くという同時進行技を生みだしてクラスの男子全員からリスペクトされた比嘉君を思い出した。夏の思い出。
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by schooldeathco | 2013-08-04 08:36 | Comments(0)
7月に観た映画
★★★★ 忘れられない
★★★ 面白い!
★★ ですよねー
★ これはひどい


風立ちぬ ★★★★
二郎が投げる紙飛行機を菜穂子がベランダから身を乗り出して取る場面を、はじめて映画館の予告で観たときは、あれ絶対落ちるんだと思った。あんなに身を乗り出して落ちずにいられるわけがない。でも落ちないんだよ。落ちずにパシッと紙飛行機をつかまえて、かわりに帽子がビュンと飛んでゆく。いや、ほんとは落ちたのかな。トトロでメイちゃんが実は死んでいたという都市伝説みたいに、あの瞬間ほんとうは、いや、それよりも前に大震災で、いや、はじめから菜穂子なんて女の子はいなかったのかもしれない・・・などと深読みしてしまうぐらい二郎の夢と現実の境目が溶け出しているし、もっというと宮崎駿の夢、理想、欲望と現実がごっちゃになって、『インセプション』みたいなことになってる。「カリ城のスパゲティ」や「ラピュタのパン」、「ポニョのラーメン」に続く、「植木鉢みたいなクレソン」や「シベリア」、そして「きたねえ定食屋でサバ味噌定食」、その横で友達が肉豆腐で白飯かっこんでたり、ごはんに生玉子かけてるっていう、あの美味そう描写だけでモトが取れた。

欲望のバージニア ★★★
「どう?雇ってくれるの?」「フゴッ(好きにしな)」と豚鼻でフゴフゴ喋るトム・ハーディに萌えた。「愛、テキサス」「怪・セラ・セラ」に続いて山ピーが歌いだしそうな邦題だけど、原題は『Lawless』。そして山ピーはサマーヌードを歌うという、まさにルール無用の「DQN家族vsDQN警察」120分1本勝負でヒリヒリする暴力描写に燃えた。しかし禁酒法の時代を舞台にされたら、そりゃ劇場出るとき猫のようにノドを鳴らして「どこで飲もっか」ってなりますよね。

探偵はBARにいる2 ★★
どうしたって大泉洋はカットが変わった瞬間にダルマ乗っけたスクーターで走り出しそうだし、松田龍平はメガネを外したミズタクにしか見えないのだけれど、2人ともどんな作品に出ても本人にしかなりえないってことは今にはじまったことではないし、そのついでにいうと松重豊は最近ゴローちゃんにしか見えないので何か食べるシーンがあると笑っちゃいそうだし前作より悪ノリがすぎるところが鼻につくし唐突に明かされる犯人にも悪い意味でビックラこいたけど、タバコもおっぱいもガンガン吸うこのシリーズは長く続いて欲しい。
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by schooldeathco | 2013-08-02 23:09 | 映画 | Comments(0)