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2月と3月に観た映画
★★★★ 忘れられない
★★★ 面白い!
★★ ですよねー
★ これはひどい

ブラック・クランズマン ★★★★
たとえばスーパースターのイチローさえも引退会見で言ってた「自分が外国人になってわかること」。差別はよくないよねーとかスカして映画見てヘラヘラ笑ってブログに感想上げて気持ちよくなってんじゃねー現実見ろよ口だけクソリベラルが!と頭ハンマーでガツンと殴られたので某院長や某作家のことは死ぬまで面白がらないと改めて心に誓いました。

バーニング 劇場版 ★★★★
序盤がなんか「きみの鳥はうたえる」っぽいなーって見てたら、ドラマ版の日本語吹替、柄本時生だったのか。というかドラマやってたの知らなかった。クラブのフワフワ感とかマジックアワーの美しさと儚さとかセックス場面の日常っぽいぎこちなさとか、無限に飲める(気がする)終わらない週末のよう。こういう映画なら夜中から朝まで5時間でも見ていられる…と思いきや、翌日地獄の二日酔い。

スパイダーマン: スパイダーバース ★★★★
「ヴェノム」のエンドロール後の映像見たときは、スパイダーマン大丈夫か?迷走してるなーと思ったけど、どうかしてるレベルで完全に楽しかった。ソニーのレゴ出た瞬間からエンドロール後の最後の一秒まで面白いが続く。コスパ最高、これはリピ決定です!

運び屋 ★★★
シリアスで緊迫した麻薬ものを想像してたら、どこか牧歌的なロードームービーでずっこけた。下手したら志村けんが演じててもおかしくない、聖☆クソじいさんことイーストウッドが、インターネットを憎む!スマホを渡され戸惑う!メールの打ち方を習う!車ごとコンビニに突っ込む!(それはない)これは振り込め詐欺ならぬ予告詐欺ですね。楽しかった。

キャプテン・マーベル ★★★
エラスティカ、ホール、ノーダウト、ガービッジ、次々流れる音楽に1996年の深夜の新宿リキッドルームにいるかのような楽しさと面白さが溢れて止まらない一方で、ふと気を抜くとフロアで我に返ってしまうように「一体俺は何を見せられてるんだろう…」ってなる。「見た目で判断しない」を猫ちゃんが体現してるのも面白かった。

グリーンブック ★★★
比較するのはフェアじゃないとは思いつつも、やっぱり「ブラック・クランズマン」を見てしまうと、あまりに出来過ぎてるし、優等生だよなーと。でもフツーにグッときた。「ドリーム」と同じ鑑賞後感。

ファースト・マン ★★
退屈だから、というわけではないのに途中で異常に眠くなる、っていうか「生」と「死」の狭間を体感するのは「2001年宇宙の旅」と同じ。

劇場版シティハンター <新宿プライベート・アイズ> ★
平成最後の年にこんなに「もっこり」を聞くなんて。さすがに声の衰えを隠しきれない神谷明が、精力(もっこりパワー)を振り絞ってセクハラ三昧おじさんを演じる姿に、「これこそがget wild and tough…!」と感銘を受けました。

THE GUILTY / ギルティ ★
とにかく見てる間のストレスがすごい。何やらやらかしてしまったぽい警官が主人公なのですが、風俗街で強盗に遭ったという通報を鼻で笑ったり、ねえホウレンソウって知ってる?と問いたくなるズンドコっぷりだし、これなら映画じゃなくてラジオドラマでよくね?という画の変わらなさっぷりに、やっぱり俺ワンシチュエーションものって苦手だな…と。

# by schooldeathco | 2019-03-31 18:05 | Comments(0)
1月に観た映画
★★★★ 忘れられない
★★★ 面白い!
★★ ですよねー
★ これはひどい

サスペリア ★★★★
すごかった。考えるな、感じろ系かと思いきや、思わせぶりな後輩みたいに深読みを求めてくる。全然意味わからないけど超面白い。オリジナル版のコピー「決して、ひとりでは見ないでください」が今回もそのまま使われてるけど、むしろひとりで見ること推奨ですよ。見た直後は頭ボーとなって感想合戦のしようがない。コクソンやヘレディタリーと同じエグみがいつまでも喉元に残る。

チワワちゃん ★★★
ハバナイ主題歌だから見に行こうくらいの動機だったけど、すごくよかった。門脇麦と成田凌の組み合わせって既視感あると思ったら、「ここは退屈迎えに来て」か。かつてはグループの中心だったアイツが…も同じ。地方だろうが都会だろうが「ここではないどこか」への憧れは変わらない。この関係がずっと続いていくんだな、って思った時が終わりの始まり。チワワちゃんを演じた子のさとう珠緒感よ。

暁に祈れ ★★★
地獄版「ショーシャンクの空に」というか、こういう刑務所モノを見るたびに海外では絶対に捕まりたくないって思いを新たにする。これこそが最高の犯罪撲滅啓蒙映画。潔癖症なら30分で発狂しそうな劣悪環境でタイ語が理解できない序盤は字幕も出ないという主人公と同じ立場にぶっこまれる新しいカタチのVR。

クリード 炎の宿敵 ★★★
あまりにベタでメタ。しっかり燃えるし泣ける。これぞロッキー。でも「暁に祈れ」と比べると主人公の環境があまりに恵まれすぎてねえ。あとロッキーのテーマはもちろん燃えるんだけど、別に今風にアレンジしなくても…あのファンファーレをしっかり聞かせてよ…と思うんですよ。入場シーンでクリードの奥さんが歌いながら入ってくるのも「お、おう」ってなりました。

蜘蛛の巣を払う女 ★★
前作フィンチャー版の侘び寂び感はどこへやら、とにかく景気良く爆発!アクション!爆発!の大サービス。主人公も電気があればなんでもできるスーパーハカー化。「俺の知ってるリズベットじゃない」のは単に女優が変わったから、というだけではないはず。前の車のエアバッグを遠隔操作で作動!ってもはやすごいのかなんなのかわからん。

マイル22 ★★
新年にちょうどいい湯加減の映画。これなら3時間でも入ってられるし、見終わったらソッコー日高屋入ってビール飲みたい。俺の中ではいまだに「ハプニング」で観葉植物に話しかける人、というイメージが抜けないMウォールバーグが職場の女子シャワー室にズカズカ入る、部下の誕生日ケーキを床に払い落とす、銃弾にやられて瀕死の部下に駆け寄り救助するのかと思いきや手榴弾を手渡し「わかるだろ、な?」と自爆攻撃を指示するスーパーブラック鬼畜上司で笑った(笑えない)。

ミスター・ガラス ★★
おいシャマランいい加減にしろ。劇中で「もしこれがコミックだったら困惑で目をむいてるところだな」っていうようなセリフがあるけれど俺のことかと思った。スクリーン向かってる間の一体俺は何を見せられてるんだ感がすごい。でもやっぱりシャマランは本気と書いてガチなので絶対に嫌いになれない。あと19年後のブルースウィリスの息子役がアッシュのティムに似てた。

迫り来る嵐 ★★
これ韓国で作られてたらどうなってたんだろうと考えてしまうけど、韓国にはすでに「殺人の追憶」という傑作があるのだった。というかむしろよくこれ中国で作れたな、と違う方向で感心してしまう。1997年の中国の美容室に飾られてる写真が工藤静香やのりピーなのが「リアル」なのかはわからんけど、なんか説得力があった。

がっこうぐらし! ★★
「もしも学校にいるときにゾンビが発生したら」というゾンビ好きなら誰もが一度は真剣にシミュレーションするシチュエーションを描きながら、「ご都合主義」というNGワードが何度も浮かぶほど肝心の設定や描写がゆるんゆるんで肩透かしを食らったけど、アイドル映画としては圧倒的に正しかった。

# by schooldeathco | 2019-02-06 08:15 | Comments(0)
11月と12月に観た映画と今年のベスト10
★★★★ 忘れられない
★★★ 面白い!
★★ ですよねー
★ これはひどい

へレディタリー/継承 ★★★★
ホラー映画って「何かが見える」からこわいわけじゃなくて、「何かがいるのに見えない」もしくは「何かが見えるまでの間」がこわいわけですよ派の俺なので上映中ずっとふるえてた。大きな音でビックリさせるのではなく、ずっと嫌な音が鳴り続けてるのも大正解。とある事故から朝を迎えるまでの時間が「何食ったらこんな鬱描写考えられるんだろ…」って感心した。たしかにこれは永遠のトラウマになる。

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ ★★★
エンタメ映画としてめちゃくちゃ面白いのは間違いないんだけど、前作がめちゃくちゃ好きすぎるので、おっさんふたりのキャラ変がどうしても気になってしまった。善悪のボーダーラインを完全に振り切った血も涙もない狂人かと思ってたんですけどね。まあ次作への布石なのかもしれないけど。カレーが辛くて怒ってるわけじゃないんですよ。辛さがブレるのが嫌なんですよ。

ボヘミアン・ラプソディ ★★★
はじめて買った洋楽アルバムは、この映画で完全に黒歴史扱いされているフレディマーキュリーのソロ曲が主題歌の「メトロポリス」のサントラという人間なので、複雑な心境になりながらも楽しく観ました。ライブの完全再現っぷりもすごいけど、あの時代のボブ・ゲルドフまわりのチャリティーイベントが堂々と「感動的なもの」として描かれていることが新鮮だったな。これはサライが映画化する日も近いぞ。

来る ★★★
死に方がスウィートホームの古舘伊知郎。岡田准一と松たか子が病院で会話する場面で流れるシガレッツ・アフター・セックス。日本各地から集まってくる霊能アベンジャーズによるお祓いフェスティバル。燃えるし萌えるねえ!なにより景気良い!2時間超えなのにサクサク進むしエンドロールも超短くて楽しかった。今後も年末が来るたびに見たくなりそう。

ヴェノム ★★
右手に化け物が取り憑いて「なんじゃコラー!」の演技が「寄生獣」の染谷将太。彼女のメールを盗み見した情報で取材してクビって、ジャーナリストとか負け犬っていうより炎上ユーチューバーじゃねえかという気がするし、ヴェノムが「俺がこの地球(ほし)を守る!」って心変わりする理由もわからない。そういう雑な部分をどっかに投げやって見れば面白かった。

生きてるだけで、愛。 ★★
家のブレイカーが落ちると暗闇の中で全裸の女が踊っていて、それは自分の母親だったという導入部がすでに不穏。それからすぐ「彼女がその名を知らない鳥たち」の蒼井優ばりにメンタルがキツい主人公の描写がはじまって「これは……」ってなりかけたけど、趣里さんの演技力というか生きてる力にDAN DAN心魅かれて最終的には応援してた。

モダンライフ・イズ・ラビッシュ〜ロンドンの泣き虫ギタリスト〜 ★
ブリットポップを忘れられないままギターロック冬の時代を迎えたバンドマンと恋人の物語。感情移入しやすい設定のはずなのに、「だからバンドマンとは付き合うなって……」というレベルを超えて男がクズすぎるし一方で女の選択もどうかしてる。「ヘッドの付くバンドは偉大だからね」「たとえば?」「レディオヘッドにポーティスヘッドにモーターヘッド」「でもレモンヘッズはクズよ」絶対に許さない。

というわけで今年劇場で観た新作映画は48本でした。振り返ってみるとこんな感じ。
2014年 56本
2015年 57本
2016年 54本
2017年 57本
2018年 48本
ここ数年ずっと安定してたのに10本近く減ってしまった。今年はちょっと「映画館っていう気分じゃない」期間が長かったからなー。そんな中から選んだ2018年のベスト10はこんな感じです。

1.スリー・ビルボード
2.ヘレディタリー/継承
3.寝ても覚めても
4.きみの鳥はうたえる
5.レディ・プレイヤー1
6.検察側の罪人
7.フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法
8.デッドプール2
9.ウインド・リバー
10.15時17分、パリ行き
次点 愛しのアイリーン

最後に直前告知ですが本日18時から渋谷エッジエンドでスクールディスコ(ファミコンやってディスコに行って知らない女の子とレンタルのビデオ見る会)です。よければぜひ。では良いお年を〜。

# by schooldeathco | 2018-12-30 13:35 | Comments(0)
NEWTOWNに行ったら心に住んでる修学旅行が育った話
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今年もNEWTOWNへ行ってきました。去年はぼっちだったけど、今年は奥さんや友達と一緒。しかも前日ネットで近隣のホテルを予約。二日間フル参加へ向けた準備はバッチリです。

会場は多摩センター駅から歩いて10分。駅から向かう途中でマックのポテトを仲良く食べ歩くカップルを見て心底羨ましそうな奥さん。会場は元小学校で現在はデジタルハリウッド大学、という場所なのですが、これが失礼ながらデジタル感もハリウッド感もない「今も現役で小学校です」と言われてもおかしくない昭和レトロな佇まい。最高です。うん、俺30年前この小学校に通ってたような気がする。

校舎裏にあるプールは荒れ放題。なるほど、デジタルハリウッド大学に水泳の授業は無いらしい。ほぼ廃墟なのをいいことに、今年のNEWTOWNはプールサイドを舞台に学園祭の定番・お化け屋敷がつくられていました。「夏の終わりのプールサイド」なんて青春映画の定番じゃないですか。冷やかしで昼間に行ったときは係の人が「すみません今お化けが昼休み中で「お化けいない屋敷」です」なんつって、中身もギャグもほのぼのしてたのに、二日目の夜に行ったら「イット・フォローズ」ばりのYABAMIがあふれていました。

校舎の教室や屋上では、展示やらトークショーやら映画上映やらDJやらライブやらと、学園祭らしく様々な催しが繰り広げられているのですが、二日間通していちばん入り浸ったのは「松が谷バー」という地元の妙齢男女が運営するバーでした。小学校の教室で飲むハイボールの背徳感よ。350円。

フェスの目玉となる体育館のライブは、今年は500円のパンフレットを買って入場するシステム。それでもめちゃくちゃ安い。安いよCINRA先輩、もっとカツアゲしてくれてもいいんだぜ?今回自分はNEWTOWNのクラウドファウンディングに申し込んでおり、有料パンフレットも付いてくるコースだったのですが、なぜか初日の昼間行ったときは入口でパンフレットを無料で配っていて、奥さんや友達はフツーに受け取ってましたね。なんだったんだあれは。なんで無料で配るんだよ!来年もやってほしいから、もっとカツアゲしてくれよ!あと入口のクラウドファウンディング受付で「名前は、えーと、スクールデスコです」と申告させられるという失禁レベルの辱めを受けました。

初日は寺尾紗穂、柴田聡子、ロロ×EMC、
2日目は眉村ちあき、カネコアヤノ、折坂悠太、曽我部恵一、Homecomings
を観ました。ぜんぶよかった。みんな違って、みんないい。

初日の夜は打ち上げと称して多摩センター駅近くのテキトーなチェーン系居酒屋へ。そういえば俺が高校の頃は学祭の打ち上げでフツーに学生服着たまま居酒屋入ってたな。しかしこの店がやばかった。明らかに店員が足りてないし、なんだか言動もおかしい。お通し持ってきて「チャージです」って言っちゃうし(間違ってはいないけど)、ネギトロに巻く海苔を「朝食海苔です」って持ってきたのもすごい。思わず「今、たしかに朝食って言ったよな…」と顔を見合わせてしまった。この後ほんとうはNEWTOWNの二次会へ行くつもりだったのですが、体力気力ともに使い果たし、今夜のホテルへ。

近いはずのつもりが乗り換えに20分以上待たされる。相模線ナメてたぜ。駅降りて気になる渋い居酒屋もちらほらあったけど、そのままホテルへ直行。失神して気づいたら朝でした。「新幹線で駅弁ビール」と並んで好きな食事イベント「ホテルで朝食ビュッフェ」を済ませて、ふたたび会場へ。しかしその前にどうしてもポテトが食べたい奥さんとマックへ。ニコニコしながらマックシェイクにポテトをつけては口に放り込んでいました。なにそのアメリカの高校生みたいな食べ方。

会場はデジタル感もハリウッド感もない「今も現役で小学校です」と言われてもおかしくない昭和レトロな佇まい。ん?デジャヴ?「あれ、昨日も来たぞ」って思った。というよりも、30年前からこの小学校に通い続けているような気がする。もしかしたら「うる星やつら ビューティフルドリーマー」のように、このまま永遠に学園祭の一日を繰り返すのではないだろうか。なんて幸福な悪夢。そんなことを考えていたら、奥さんが会場物販でうる星やつらのハンカチを買っていた。
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# by schooldeathco | 2018-11-14 23:32 | Comments(0)
10月に観た映画
★★★★ 忘れられない
★★★ 面白い!
★★ ですよねー
★ これはひどい

アンダー・ザ・シルバーレイク ★★★★

たしかに小学生の俺はファミコンの裏技知っただけで世界の謎を解き明かしたような気になってたけど、いくらなんでもダメでしょうこの2018年に「ファミマガに載ってる地図が現実の世界の宝の地図なんだぜ!」とか主人公に言わせる映画撮って、個人的に楽しむだけならまだしも大々的に公開しちゃ。そんなことできるのアラブの石油王か狂人だけですよ。だからといってそこまで狂っているわけでもなく、それが余計に「なんじゃこら」感を増幅させるし、この映画をまじめに解説しようとすればするほど同じ穴の狢になるのが面白い。

イコライザー2 ★★★
某邦画の予告で散々見せられた「4回泣けます」ってこの映画のことなのかな、っていうくらいマッコールさんのあんたの夢をかなえたろか!感がすごい。あなたそんなにいい人だったっけ……と思いきや、ラストバトルは殺人マシーンと化したマッコールさんからいかに生き延びるかというホラー展開。なにこれ、ちょう面白い。あんま期待してなかったけど、むしろ1より好きかもなーというデッドプールと同じパターンでした。

若おかみは小学生! ★★★
そりゃ「はじめてのおつかい」を見れば毎回号泣の俺なので、その7000倍くらい過酷な状況に置かれながら健気に頑張る小学生女子の姿を見れば身体中の水分がなくなってしまうのは必然、なわけだけど、振り返っても「はじめてのおつかい」と同じように「何故俺は泣いたのか」が一向にわからないわけですよ。そう不思議に思って改めてタイトルを見ると、「女将」がひらがな表記なのと最後についた「!」マークが「おまえは対象外だからな」というメッセージを如実に表していたのでした。

search/サーチ ★★★
冒頭なぜかダイヤルアップ接続の懐かし音ピーーーガラガラガラピーから始まったのでいつの時代の設定なのかと思ったら、普通に現代の話だった。各所に散りばめられた現代版「ネットあるある」はおそらく10年後には風化してるんだろうけど、たしかにあのピーーーガラガラピーには10年経っても消えない不穏な何か(テレホーダイじゃない時間にネット使いまくって電話代で親に怒られる)がある。

デス・ウィッシュ ★★
イーライロスでデス・ウィッシュといえば、ウィッシュウィッシュとポーズ決めて人を殺していくのかと思いきや、そんな軽いもんじゃなかった。なんといってもブルースウィリス演じる主人公が、はじめて銃で人を撃った動画がSNSにあげられてるのを見たときのニヤつき抑えられない顔やべえ。真っ暗なiPadの画面に映った承認欲求をこじらせた中年の顔。エロ動画を見てる顔を内蔵カメラで撮りました、なんて強請られたらそりゃ金払いたくなる気持ちもわかるわー。

ここは退屈迎えに来て ★★
もっと車内からの国道の風景映してよ!とか、音楽もっとダサくしてよ!とか細かい不満はあるものの、思ってたより全然悪くはなかった。けど、微妙に、しかし決定的に映画化するタイミングを逃した気が……あの当時この小説に盛り上がった人のどれだけがこの映画版を観てるんだろう。軽くネタバレしますが、憧れの男の子と久し振りにひとしきり楽しく話した後に「ごめん、名前なんだっけ?」って聞かれる展開が「勝手にふるえてろ」と同じで、あれ原作もそうだっけ?と読み返したら違ってたので、ほら、そういうとこ!と思いました。

# by schooldeathco | 2018-11-04 18:17 | Comments(0)