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スクールデスコ

外はサクッ、中は腐ってる日記

日ド協(日本ドンルク協会)通信2012

各所でドイヒーすぎる!と話題のドンルク日本語カバーを聴いてみた。なるほど、英詩を日本語に訳したわけではなく、オリジナルの日本語詩をつけたのか。歌いだしの「slip inside~」を「擦り切れた~」に変えるセンスに麦茶吹いた。王様かよ。「step outside」を「捨て去って~」って、だから王様かよ!なかなかやるじゃない。でも結局サビは着うた界隈で流行りの「抽象的でやたらポジティブな歌詞」に落ち着いちゃうんだよな。たしかにこれは叩かれるわー。だけど原曲の歌詞についていえば、ノエルも「ドラッグきめて書いたから俺も意味わかんないだよねーわはは」とか言ってるぐらい実はテキトーなんだから、どうせなら『恋のホワン・ホワン』(ニックロウ『Cruel To Be Kind』の日本語カバー)くらい冒険すればよかったのに。しかし1stシングルからこれって前途多難だな。しかもこの人たちビジュアル的にもUKロック全然通ってなさそうだし。ジャンル違うけどデビュー時に岡村ちゃんとフリッパーズギターを押し込まれたmegを思い出す。早くもセカンドシングルが気になるぜ。

そういやドンルクカバーといえば、グレイのアレはどうなったんだろう・・・とインターネットの力を借りて聴いてみたけど、これはあれだな、普通すぎるわ。サビでようやくTERUが両手を広げてる図が浮かんだけど、それ以外はグレイ臭がほとんどしない。道理で話題にならなかったわけだ。やっぱこの曲はノエルの声のイメージが強すぎて、湯川潮音や羊毛とおはなみたいに女性ボーカル使って雰囲気をガラッと変えないと難しいのかもしれん。もし、オリジナルを超えるとすればそれはリアムが歌ったときでしょう。うっかり歌わねえかな、ビーディー愛のライブで。それにノエルがぶちぎれて過去のブラーvsオアシスみたいにシングル売上対決してほしい。その結果16位と17位みたいに微妙な結果になって「やっぱ俺たち一緒じゃなきゃダメみたい・・・」でオアシス再結成とか。

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Underrated Silence / Ulrich Schnauss & Mark Peters (2012)

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今度のウルリッヒは一味違う・・・みたいなPOPに半信半疑で買って聴いてみたら、やっぱりいつもと同じ!ホラー映画で冒頭LIONSGATEのロゴが出てきたときの「とりあえずハズすことはないだろう」という抜群の安定感。誰とコラボしようが変わらないこのウルリッヒ汁の濃度よ。でもCDに入ってたレーベルのカタログがCLUSTERとかFAUSTとかのクラウトロックばっかなのがこわい。どうかそっちの深い森にだけは行かないで・・・。そしてウルリッヒ先生のことを書くたびに触れますが、LONG-VIEWとのアレは一体どうなってんの。
by schooldeathco | 2012-02-09 22:46 | 音楽

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