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スクールデスコ

外はサクッ、中は腐ってる日記

ロックインジャパン(ロッキンとは呼ばない)行ってきた。

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WHITE ASH(※) → さめざめ → LOW IQ 01(※) → さよなら、また今度ね → 赤い公園 → 平井堅 → パスピエ → でんぱ組.inc(※) → アジカン(※) → capsule → 真心ブラザーズ
※は3曲ぐらい


今年も土曜日だけ行ってきました。去年、会場から歩いて10分ぐらいのところにあるジョイフルホンダ(映画館があるとこの近く)の冷房効いたフードコートでキンキンに冷えたビールをお供に涼む、という裏技を覚えてしまったので、今年も2、3回は行くんじゃないかと思ってましたが、思いのほか観たいアクトが多かったのと、天気も比較的過ごしやすくて(夕方雨もパラついた)結局1回しか行きませんでした。

観た中でいちばんぐっときたのは平井堅。フェスに行くと必ずひとつはある「こういう機会じゃないと生で観る機会ないから観とこうかな」枠だったけど、完全に持ってかれました。歌、ていうか声の力であそこまでもっていけるのは、やっぱすげえな、やっぱ「歌バカ」を名乗るだけのことはあるな、と。

ウィングテントで観たさめざめやパスピエ、さよなら、また今度ねもよかったな。さめざめはうっかり開始の15分前くらいに行ったら、最前列をゲットしてしまい、おまけに衣装が真っ赤なミニのワンピースだったので、いろんな意味でかぶりつきながら観た。俺すごい顔してたと思う。テレビカメラ2台入ってたけど、あれ抜かれてたら死ぬ。あとMCで「巷ではさめざめのファンはメンヘラクソビッチが多いと言われてるようですが…」とか言ってて面白かった。声に出したい日本語。

「去年はみなさんと同じお客さんとして、メンバー全員で観に行った」パスピエや、昨年オーディションから勝ち上がったさよなら、また今度ねみたいに、このフェスが、若いバンドマンたちにとっての憧れ(目標)の場として機能していることを、お客さんの反応からも実感する。しかもそれが今年からはロックバンドだけじゃなくてアイドルにも広がったわけだからね(でんぱ組すごい盛り上がってた!)。

その一方で、毎年基本的に同じ人たち(雑誌の方にも載る人)しか出ないとか、どんなにグルービーな曲でも一切ヨコノリはせず手を突き上げるだけとか、DJブースでも洋楽がかかると棒立ちで反応しないとか、いわゆる「内輪ノリ」が毎年だんだん濃くなっていくような空気も感じる。あと「雑誌が売れなくなってきたからフェスで稼げるだけ稼いどこう」的な匂いも。そこに乗っかれるか乗っかれないかで、このフェスの印象って180度変わるんじゃないかと思う。

フラストレーション溜まりまくった踊りたい欲をcapsuleで充足させて、ラストはバンプの裏でテントに追いやられた(会場で背中に「B.O.C」って書かれたTシャツ着たお客さんを何人か見かけて「すわ、ボーズオブカナダのファンがこんなに!」って感動したら、バンプだったという…)トリの真心へ。フェスならではのベストヒット選曲ながらも、サマーヌードはやらなくて、「やっぱり彼らなりに思うところがあるのかな」とか色々考えてたんだけど、あとで聞いたらcapsuleの余韻に浸りすぎて聴き逃した1曲目にやったそうですね…。

真心が終わってテントの外で涼んでたら、クロークから荷物を出した女の子たちが着てるTシャツを脱ぎなから新しいTシャツを器用に着替えててビックリした。ちがっ、見たわけじゃなくて勝手に目に入ってきたんだからね!小学校の水泳の授業でちんこを見せないようにパンツを脱ぎながら海パンを履くという同時進行技を生みだしてクラスの男子全員からリスペクトされた比嘉君を思い出した。夏の思い出。
by schooldeathco | 2013-08-04 08:36

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