西葛西にローゼズTシャツを買いに行った話
2016年 07月 24日
でも調べたら通販では取り扱ってないしアベイルって23区内だと西葛西にしかない。もしかして都内のローゼズファンが荒川を超えて江戸川区に集結しているとでもいうのだろうか。それともこないだの水曜日のダウンタウンの「着てるバンドTシャツのイントロクイズわからなかったらそのTシャツ取り上げられても文句言えない説」のようにローゼズって何それ食えんの?な地元の中学生男子が知らずに買っているのか。それはそれで素敵やん。ぜひともこの目で確かめなければならない。ちょうどポケモンGOで外を徘徊したがってる奥さんを連れて西葛西へ行ってみることにしました。
本当は電車の方が早いのですが、「電車だとポケモン捕まえられないから」という理由でバスで行くことに。しかし乗るバスを間違えて無情にも荒川渡る前のバス停で降ろされます。そして「田舎すぎて全然ポケモンいないんだけど」と暴言を吐く奥さん。まさにアナーキインザ荒川…。
ちかくに無料の動物園があるらしく、覗いてみることに。そしたら金魚祭りなるものが開催されてました。江戸川区って何気に金魚が有名なんですね。
いたるところで金魚すくいが行われてたり金魚が売られていたり。ものすごく壮観な光景。10万円の金魚を見たときは「お、おう…」としか言えませんでした。
すでに両脇からゲットされたポケモン発見。
それから動物園へ。立ち姿が有名なプレーリードッグですが、あぐらかいてこっち見てるまんまるのこの子が可愛すぎてゲラゲラ笑った。
ちょうどお腹がすいてきたのでカレーを食べに行くことに。そう、西葛西ってインド人がものすごく多く住んでるんですよね。筋少の日本印度化計画をいち早く実践してる町なのかどうかはわかりませんが、とにかくインド料理屋が異様に多い。今日は最終目的地のアベイルのすぐ近くにあるこちらの店に行くことに。団地の一階というロケーションがまずグッときます。団地の一階が商店街みたいになってるのすごく好きなんですよ。
日本にあるインドカレー店って実はバングラデシュやパキスタン人がやってる場合が多いとか、あとインド人は普段ナンって食べないどころか知らない人も多いなんていう話をよく聞きます。きっとラーメンとかと同じように日本で独自の進化を遂げてる料理ということなんだろう。そういう意味でこちらの店は「インドの大衆食堂のメニューと味」をできるだけ忠実に日本で再現しようしてるのかもしれない。今回は頼まなかったけどナンじゃなくて食パン(ナンはそもそも置いてない)にカレーを乗せて食べるっていうワンコインランチもある。
というわけで、正直カレーはビックリするほど美味い!というほどでもないんだけど、日本の食堂と同じようになんか妙に落ち着く味。でもビリヤニは今までこんなの食べたことない!という衝撃でした。というのが「なんだかんだ言って松屋のカレーが最強」という男の感想です。
さて、お腹もいっぱいになったので、いよいよアベイルへ。ローゼズ俺だ待ってろよ!
おや、ビートルズが並べられてるその横に…
ドーン!
衝撃の980円。しかし残念なことに、すでに都内のローゼズファンか地元の中学生男子に蹂躙された後らしく、デザインや色、サイズが微妙なのしか残ってません。そしていちばんほしかったwaterfallデザインは一枚もありませんでした。ちょうど俺と同じくらいのローゼズファンと思わしき男性が、パステルカラーの水色とピンクのやつを鏡の前で交互に合わせながら首をひねってた。その気持ちわかるよ…。もう普段使いは諦めて記念にXLサイズのグレーのロゴTと、「これ最後の一枚よ?もう二度と出会えないかもよ?」「いつどこで着るの?」「えっ」「えっ」という会話の末に奥さんにオススメされたワンカップ大関Tを買って帰宅。