フジ久からげんき君が脱退した夜のこと(仮)
2016年 12月 29日
物販で売ってた「げんきくんセット」がさいこうだったので紹介したい。
内容は、写真集・ZINE・シール・DVD・CDR…と、まさに僕らのアイドルに相応しいファングッズが盛り沢山。これだけの制作物を残されたメンバーの藤原がほぼ自力で(しかも原価割れで)作ったというのがぐっとくる。どんだけ好きなんだよっていう。
しかし藤原&げんき君のコンビはヒロト&マーシーみたいに、それこそフジ久の歌詞の「浜ちゃんと松ちゃんのように」30年くらい平気で続いていくと思ってたんだけどなー。なんでこんな運命みたいなバンドを辞める道を選ぶのか。その理由は本人も言葉に出来ないみたいだけど、「でも今しかない」というパッションはどうしようもなく伝わってきたから「辞めないで」とか「なんで辞めるん?」と声を掛ける気には少しもならなかった。
スウェードからバーナードバトラーが脱退した時。マニックスのリッチーが失踪したまま戻らなかった時。このバンドはこれで終わったかもしれないと思ったら両バンドともその後に「COMING UP」「EVERYTHING MUST GO」という起死回生の(やたら明るく突き抜けた)アルバムを届けてくれた。だからなんとなくフジ久も大丈夫なんじゃないかという気がしている。20年前のUKバンドを例に出すのもアレですが。いつも通り、こっちが拍子抜けするくらい「いつもの通り」眩しすぎて笑ってしまうライブを観ながらそんなことを思った。
そして今夜は渋谷エッジエンドでスクールディスコです。こちらも相次ぐメンバー(DJ&お客さん)の脱退とエッジ遠藤さんのハイプレッシャーにより、毎回がラストの危機に瀕しております。
いつまでも あると思うな スクールディスコ
あそぼう!