先月に続いて銭湯DJへ。前回の御谷湯から場所を移してスカイツリーの下にある薬師湯で開催。入ってすぐに靴箱ゾーンから漂う「いい湯だな」感よ。
ロビーに設けられたDJフロアは御谷湯の時よりも混雑していて「ゆるく楽しむにはちょっと厳しいかな…」とウロウロしていたら、男湯の脱衣所を休憩所として開放しているのを発見。でも選曲が楽しくて結局ほとんどフロアで身体を揺らしてましたね。岸野さんは良い意味で相変わらず。ゲストDJはリアル同世代感があって楽しかった。
ところで前回の銭湯DJに行った時にこんなことを書いた。
岸野さんがかけてた「スクーターズが歌う錦糸町ディスコナイトみたいな曲」が何なのか、調べてみたけどわからなかったので誰か教えてくださいという内容。…だったのですが、今回薬師湯のトイレからフロアに戻ってきたらなんと奥さんが「さっき岸野さんに聞いて錦糸町の曲教えてもらったよ」とのこと。本人に聞く!その手があったか!!
しかもこの後もし機会があれば流してくれるという。ただ、次の岸野さんの出番というのがゲストDJとのB2Bで、流れ的にもあの曲じゃないな……そもそもここ錦糸町じゃないし……流れを遮ってまでリクエスト曲をかけてもらったら申し訳ない……などと考えていたら大ラスにまるでボーナストラックのようにかけてくれましたよ。岸野さんありがとう。奥さんありがとう。
その後友達とのやりとりもあって、曲のタイトルは「これから、錦糸町」で歌ってるのは「シンディ山本」だということや、丸井の錦糸町店がオープンした時にキャンペーンソングとして作られたらしいことまではわかったのですが、それ以外の情報がネットを検索してもまるで出てこないんですよね。
本人がもう亡くなってることに加えて、どうして「うる星やつら」や中山美穂の曲を手掛けたことで知られるCINDYではなくシンディ山本名義なのかとか、どういう経緯で「丸井錦糸町店」という店舗単位の曲が作られることになってシンディ山本が起用されたのかとか、レコードは市販されたのかとか(岸野さんがかけてたのはプロモ盤?でした)、謎は膨らむばかりです。
この時代ネットで検索してもわからないことにとてもロマンを感じる。この界隈に詳しい人に聞けば一発でわかるのかもしれないけど、とりあえずはこの謎と勝手な妄想を楽しみたいと思う。