可愛いのはジャケだけじゃないのよ選手権(6)
2005年 05月 19日
では電車の中で音楽を聴いてる人はどうか。“こっち側”の世界が半ば無視されていると言う点は携帯電話と同じでも、全く腹は立ちません。それは前述した嫉妬心よりも「何を聴いてるんだろう」という好奇心が勝ってるからだと思うのですよ。そう、俺は電車の中でイヤホンをしている人を見ると、どんな音楽(もしくは音楽以外の何か)を聴いてるんだろうというのが気になって仕方がないのです。しかもそれが可愛い子ならなおさらですよね。そうなると普通は迷惑な音モレにさえも聞こえそうで聞こえないある種のチラリズムを感じて興奮してしまうのです!先生、ぼくは病気なのでしょうか!
Head trip in every key / Superdrag (1998)
熱すぎるほど熱いサビの叫びでフロアを大バーストさせる「Sucked out」があまりに有名なスーパードラッグの2ndアルバム。その「Sucked out」を収録した1stとは打って変わって地味渋路線を突っ走っちゃってますが、これが聴けば聴くほど体に染み入ってくるスルメアルバムなんですよ。まー俺はそこまで辿りつくのに5年かかりましたが…。てか、このジャケだけで全ての妄想電車男は買いでは?
ところでスーパードラッグと並んで「90年代後半パワーポップ御三家」と勝手に俺に称されるマシュースウィートとヴェルヴェットクラッシュにも、同じく「音楽を聴いてる人ジャケ」があるのですが、これは何かの偶然なのでしょうか…?いや、ここまで来ると偶然ではない… もはや『必然』―!! よしMMR緊急出動だ!!
(つづかない)